紫苑ステークスのデータ展望です。

本日は、当日人気単勝オッズから気になった傾向を取り上げたいと思います。

データは、距離が1800m→2000mに変更された2007年以降、過去9年(2014年新潟開催を除く)です。

紫苑ステークス 2016 データ:人気と単勝オッズの気になる傾向

まずは、以下をご覧ください。

<過去9年(2014年新潟開催を除く)、好走馬の当日人気>
1着馬 2着馬 3着馬 天候 馬場 出走数
2015 8番人気
(12.7倍)
5番人気
(8.8倍)
6番人気
(9.8倍)

18頭
2013 6番人気
(8.4倍)
2番人気
(5.3倍)
7番人気
(10.1倍)

15頭
2012 1番人気
(4.7倍)
4番人気
(6.7倍)
8番人気
(18.7倍)

17頭
2011 4番人気
(7.6倍)
6番人気
(10.6倍)
12番人気
(58.0倍)
15頭
2010 2番人気
(5.0倍)
6番人気
(10.1倍)
1番人気
(3.0倍)
13頭
2009 11番人気
(40.1倍)
4番人気
(9.1倍)
5番人気
(11.4倍)

16頭
2008 4番人気
(8.6倍)
2番人気
(7.0倍)
1番人気
(1.5倍)
11頭
2007 5番人気
(13.0倍)
2番人気
(4.0倍)
6番人気
(14.3倍)
16頭
※1番人気:赤、2番人気:青、3番人気:黄、4番人気:ピンク、5番人気:緑で色分けしています。

上記表は、各年、好走馬の当日人気(単勝オッズ)をまとめたものとなります。


当日人気だけを見ていくと、堅く決まった年は2008年の1回くらいで、その他の年は、比較的下位人気から好走馬が出てきているという印象を受けますね。そして、この当日人気を踏まえた上で、()書きした単勝オッズの方に注目すると、ひとつ、気になる点が出てきました。

それは…好走馬のほとんどが単勝オッズ15.0倍未満という点です。

上の表では、単勝オッズ15.0倍以上を太字で記していますが、その数は好走馬27頭の中、わずか3頭。また、同じ年に、単勝オッズ15.0倍以上の馬が2頭以上好走した年はありません。

データとして分けていくと…
・単勝オッズ15.0倍未満
7-8-6-31(連対率28.8%、複勝率40.4%)

・単勝オッズ15.0倍以上
1-0-2-66(連対率1.4%、複勝率4.3%)
となります。



まだ出走馬も確定していませんし、当日どんなオッズになるかは全く読めないですが、この傾向が引き継がれるのであれば…
単勝オッズ15.0倍未満の該当馬だけでの決着

単勝オッズ15.0倍未満の該当馬から2頭、15.0倍以上の該当馬から1頭での決着

ということが考えられるのではないでしょうか。


現時点で登録馬は21頭。おそらくフルゲート18頭立てになるでしょうから、あれこれ悩むことも出てきそうですが、この9年は、単勝オッズ15倍未満の該当馬から毎年2頭以上の好走馬が出てきますので、この傾向を信じて組み立てていけば、絞り込みなどより予想しやすくなるのではないかと。そういったところで注目したい傾向と考えています。

あとは当日、単勝オッズ15.0倍未満の馬がどれくらいの数になるかが気になるところですね。極力数が少なくなることを願いたいですね(*´∇`*)。


以上、過去9年(2014年新潟開催を除く)、人気と単勝オッズの気になる傾向でした。



最後に、今回挙げた傾向には反しますが、当日おそらく単勝オッズ15.0倍未満にはならないであろう馬たちの中で、気になっている穴馬候補を挙げたいと思います。
D人気ブログランキング
(※パーシーズベストでした)
です。

重賞実績馬たちの力差は心配ですが、血統的にレース間隔はプラスに働きそうですし、末脚は良いものを持っていると思いますので、3着候補として気になっている1頭となります。

新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。