関屋記念のデータ展望です。

出走馬と枠順が確定しました。
枠 馬番 馬名 騎手 過去10年の枠別成績 連対率 複勝率
1 1 サトノギャラント 柴田 善臣 1-0-1-15 5.9% 11.8%
2 クラリティスカイ 田辺 裕信
2 3 クリノタカラチャン 村田 一誠 0-1-2-14
 5.9% 17.6%
4 ピークトラム 小牧 太
3 5 ダンスアミーガ 石橋 脩 1-0-0-16
 5.9% 5.9%
6 ケントオー 和田 竜二
4 7 マジックタイム Ｃ．ルメール 0-2-0-15
 11.8% 11.8%
8 アルマディヴァン 横山 典弘
5 9 ラングレー 蛯名 正義 0-1-4-15 5.0% 25.0%
10 レッドアリオン 内田 博幸
6 11 ロサギガンティア Ｍ．デムーロ 0-2-0-18 10.0% 10.0%
12 ダノンリバティ 松若 風馬
7 13 カレンケカリーナ 津村 明秀 5-1-2-18
 23.1% 30.8%
14 マジェスティハーツ 北村 友一
15 リーサルウェポン 大野 拓弥
8 16 マイネルアウラート 柴田 大知 3-3-1-19 23.1% 26.9%
17 ヤングマンパワー 戸崎 圭太
18 タガノエトワール 酒井 学

枠順、出走馬、騎手に加えて、過去10年の枠別成績（連対率、複勝率）を記載しています。

当日人気が予想される
ピークトラムは、2枠4番
マジックタイムは、4枠7番
ロサギガンティアは、6枠11番
ヤングマンパワーは、8枠17番
に入りました。


この10年の傾向としては、圧倒的に外枠有利という結果となっていますね。10年の内8年は、7枠、8枠から勝利馬が出てきています。また2004年から12年連続で好走馬が出てきており、ここまで続くとそろそろ途切れる方を期待したいところがありますが、傾向的を考えれば今年も最低1頭くらいは、7枠、8枠から好走馬が出てくるかもしれないですね。




関屋記念 2016 データ：前走中京記念組の傾向

本日は、今年も該当馬多数となる前走中京記念について取り上げたいと思います。


2012年に中京競馬場が改装後、中京記念は開催時期と距離が変更され、ここ4年の中で、中京記念→関屋記念と進む馬が多く増えてきました。該当馬が多くなったということもあるでしょうが、昨年のレッドアリオン、一昨年前のクラレントは、共に前走中京記念組となり、ここ2年連続で勝利馬が出てきています。

こう書くと、前走中京記念組は相性が良いようにも感じるんですが、この4年の結果としては少し注意したい点がいくつかあります。


まずは、前走中京記念組の各年の結果と、全体成績をみていきます。

■2015年
好走馬1頭（該当馬6頭 / 12頭）

■2014年
好走馬2頭（該当馬6頭 / 16頭）

■2013年
好走馬ナシ（該当馬9頭 / 18頭）

■2012年
好走馬1頭（該当馬7頭 / 18頭）
※好走馬の数、（前走中京記念の該当馬 / 出走数）を記載しています。


この前走中京記念の全体成績としては…
2-1-1-24（連対率10.7%、複勝率14.3%）
となっています。

数字上としても出ていますが、好走馬はきていますが、そこまで多くの好走馬は出てきていない、そんな傾向となっています。

年によっては出走馬の半数を前走中京記念組が占めるという年もありますが、これまで前走中京記念組が上位を独占した年は、1度もありません（掲示板まではきていますが）。該当馬が多い分、好走馬は出てきていますが、その分敗れる馬も多く、数字上からはそこまで信頼度が高い組とは考えいにくいのではないでしょうか。




続いて、この中京記念組の気になる、4年連続で継続しているデータを挙げています。

■前走中京記念組
全体成績
2-1-1-24（連対率10.7%、複勝率14.3%）


・前走4番人気以内
2-1-1-3（連対率42.9%、複勝率57.1%）

・当日6番人気以内
2-1-1-7（連対率27.3%、複勝率36.4%）

・単勝オッズ20.0倍未満
2-1-1-7（連対率25.0%、複勝率33.3%）

・前走勝ち馬から0.2秒差以内
0-0-0-9

・前走から斤量増
0-0-0-13

以上、5点です。

今年でガラッと傾向が崩れる心配もありますが、現時点では、はっきりとした傾向が出ているように感じていますね(｡･ω･)ﾉﾞ。この4年の傾向としては、前走人気馬且つ当日もそこそこの人気馬で、前走内容としてはある程度負けている馬が良い傾向となっています。



ちなみ昨年は、この傾向が崩れるだろうと読んで、アルマディヴァンを穴馬推奨したんですが、結果は4着。。。

昨年のアルマディヴァンが、上記に挙げた項目はどうだったのか挙げていくと…
・前走13番人気
・当日8番人気
・単勝オッズ21.9倍
・前走勝ち馬とタイム差なし
・前走から斤量2kg増
と、どの点も満たしていませんでした。（今思えば、よくチャレンジしたと思いますね。。。）

結果は4着と、見方によっては惜しいとも言えますが、いずれにせよ傾向を破ることはできなかったので、今年もここに注目したいと考えています。



□前走中京記念組の該当馬
ピークトラム
ダンスアミーガ
ケントオー
アルマディヴァン
ダノンリバティ
カレンケカリーナ
マイネルアウラート
タガノエトワール
の8頭。


この8頭を先に挙げたデータと合わせて、該当馬を記載していきます。
■前走4番人気以内：2-1-1-3
ケントオー

■当日6番人気：2-1-1-7 ※
ピークトラム
ケントオー

■単勝オッズ20.0倍未満：2-1-1-7 ※
ピークトラム
ケントオー
ダノンリバティ

■前走勝ち馬から0.2秒差以内：0-0-0-9
ピークトラム
ダンスアミーガ
ケントオー

■前走から斤量増：0-0-0-13
ダンスアミーガ
アルマディヴァン
カレンケカリーナ
タガノエトワール

※当日人気、単勝オッズは、netkeibaさんの現在（2016/08/12 12時時点）の予想オッズをもとに記載しています。

どこを重視するかにもよるんですが、「前走人気」で考えていけば、好走の可能性がありそうなのはケントオー1頭のみとなります。「当日人気、単勝オッズ」で見ていけば、もう少し幅が出てきますね。ただ、好走の可能性がある該当馬たちも「勝ち馬からのタイム差」で考えれば、全馬凡走になる可能性も考えられますね。


今年も該当馬は多く、前走の2～8着馬＋16着馬と、上位馬のほとんどが出走しますので、普通に考えればここから好走馬は出てくるだろうと思っていますが、先に挙げたデータと照らし合わせていくと、どの馬たちにも不安はありますし、全体として傾向がある程度引き継がれてくれれば、好走はそこまで期待できないのではないかと…そんな考えが出てきてしまいますね( ・Д・)。

なので、いっそのこと前走中京記念組を中心に考えないで組み立てていくのも一つなのかなとφ(．． )。1頭くらいは好走馬が出てくるのではないかと想定していますが、そんな勝負の仕方も面白いのではないかと、現時点では考えています。

以上、過去4年（中京記念の時期、距離変更後）、前走中京記念組の気になる傾向でした。




最後の、今回挙げた前走中京記念組以外で、中心にしようかなと考えている軸馬、穴馬候補を挙げたいと思います。

軸馬候補→ヤングマンパワー

穴馬候補→D人気ブログランキング（※リーサルウェポンでした）

どちらも良い枠を取れたので、ここは素直に期待したいところがありますね(*´∇｀*)。

新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。
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