サウジアラビアロイヤルカップの予想です。

このレースは、前身の"いちょうステークス(G)"を含め、今年で4年目。データとしてはまだまだなところがありますが、展望内でも取り上げた、過去の好走馬たち計9頭が多くを満たした注目点から勝負したいと思います。

まずは前回のおさらいを含め、注目している4点を挙げたいと思います。
前走3番人気以内
(好走馬9頭中全馬が共通)

前走1着

(好走馬9頭中8頭が共通)

前走上がり3Fタイム1位
(好走馬9頭中7頭が共通)

左回りコース(東京・中京・新潟)での勝利経験
(好走馬9頭中7頭が共通)

※()は、過去3年の好走馬9頭中何頭が満たしたかを記載。

この4点だけでも十分傾向としては使えるんですが、今年は過去3年と大きく違うところがあり、もう一つ加えたい点が出てきました。


それは…
14頭立て以上になったレースでの勝利経験
(好走馬9頭中6頭が共通)
です。


昨年は9頭立て、2、3年前はともに12頭立てと、少頭数での開催が続く中、今年はフルゲート18頭立てとなります。④で挙げた、左回りコースの勝利経験と同様、キャリアの浅い2歳馬なので、出走馬が多いレースを走り、尚且つ勝利している馬は、経験値という面から有利に働くのではないかと考えました。

再度データを取っていくと、上記の通り、好走馬9頭中6頭が満たした点であり、他の要素と同様、各年最低1頭以上は5つ目の点を満たした該当馬から好走馬が出てきていましたので、ここも要素のひとつとして加えたいと思います。
(ちなみに14頭という基準は、16頭から±2頭ずつというところで、個人的な感覚となります。)


この⑤も加えた上で、過去3年の好走馬を再度見直していくと…
好走馬9頭全馬、この5点中3点以上を満たしていました。

今年もこの傾向が引き継がれることを期待したいと思います。



□該当馬
出走馬の中で、この5点中3点以上を満たした該当馬は…
シュバルツボンバー
ボウルズ
メイショウドウドウ
カーボナード
テンクウ
ステルヴィオ
スワーヴエドワード
ルッジェーロ

の7頭。

傾向通り、この7頭で決着してくれれば一番嬉しいんですが、ガラッと傾向が変われば諦めるというところで、ここから最低でも2頭の好走馬が出てきてくれると期待しつつ、中心となる馬たちを選んで勝負したいと思います。


サウジアラビアロイヤルカップ 2017 予想

前置きが長々なりましたが、軸馬は、ステルヴィオ
枠順が出た段階では厳しい印象もあったんですが、雨が残る馬場というところでは、この馬にプラスに働くとみてます。ここ2戦の走りからは完成度は高そうですし、引き続き、ここも勝ち負けを期待したいと思います。



対抗馬は、カーボナード
こちらも外目の枠となりますので、位置取りが重要になってきそうですが、新馬戦は差す競馬からハナ差の2着。前走の未勝利では先行からの押し切り勝ちと、この時期に脚質の幅をもたせることができたのは大きな収穫ですし、能力の高さと評価しています。



穴馬1頭目は、シュバルツボンバー
新馬戦、稍重で5着と敗れましたので、渋った馬場の適正は怪しそうですが、前走の未勝利戦、タフな中京舞台でのレコード勝利は素直に評価できると思います。また、ここ2戦の走りからは右回りよりも左回りの方が、より伸び伸びと走れているように映りましたので、この東京舞台もこなしてくれると期待しています。



穴馬2頭目は、D人気ブログランキング(※ボウルズでした)。
前走は相手が弱かった可能性もありますが、最後の直線は1頭違う末脚で、早めに先頭に立ち、ゴール前ではつめられるも着差以上に強い内容に映りました。また前走は上がりがかかる稍重の中、上がり3Fタイム33秒台の末脚と、渋った馬場でも速い上がりを使えていましたので、雨が残る明日の馬場は条件的に合うのではないかとみています。


<サウジアラビアロイヤルカップ 2017 予想>
◎軸馬:ステルヴィオ
◯対抗馬:カーボナード
▲穴馬1:シュバルツボンバー
△穴馬2:D人気ブログランキング(※ボウルズでした)
☆流し:1、5、7、8、9、10、11、12、15番以外
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