皐月賞のデータ展望です。

まずは出走予定馬を見ていきます。
馬名性齢負担
重量
騎手
アドマイヤダイオウ
牡357.0福永
アドマイヤモラール
牡357.0内田
ウムブルフ
牡357.0
エアスピネル
牡357.0武豊
サイモンゼーレ
牡357.0三浦
サトノダイヤモンド
牡357.0ルメール
ジョルジュサンク
牡357.0吉田隼
ディーマジェスティ
牡357.0蛯名
トーアライジン
牡357.0
ドレッドノータス
牡357.0藤岡佑
ナムラシングン
牡357.0田辺
プロフェット
牡357.0北村宏
マウントロブソン
牡357.0T.べりー
マカヒキ
牡357.0川田
ミッキーロケット
牡357.0横山典
ミライヘノツバサ
牡357.0柴田大
ユニゾンデライト
牡357.0
ラグルーラ
牡357.0吉田豊
リオンディーズ
牡357.0Mデムーロ
リスペクトアース
牡357.0石川
ロードクエスト
牡357.0池添
ワイルドゲーム
牡357.0柴田
※騎手は予定となります。


抽選馬は…
ウムブルフ
トーアライジン
ミッキーロケット
ユニゾンデライト
ラグルーラ
ワイルドカード
の6頭。賞金上位馬たちから回避がなければ、ここから2頭が抽選となります。


続いて、netkeibaさんの予想オッズと、上位人気馬たちをみていきます。
人気馬名予想オッズ
1リオンディーズ2.5
2マカヒキ2.9
3サトノダイヤモンド3.1
4エアスピネル12.9
5ディーマジェスティ20.3
6マウントロブソン21.8
7ロードクエスト25.3
8アドマイヤダイオウ31.0
9ナムラシングン83.3
10ドレッドノータス149.6
※上位10頭を記載しています。


1番人気予想は、リオンディーズ
昨年の暮れ、朝日杯FSを制した2歳チャンピオン。朝日杯FSでは、圧倒的な1番人気だったエアスピネルをあっさり差しきる圧倒的な強さを見せてくれました。デビューから2戦目でのG1制覇はJRA史上初とのことなので、そんな偉業をやってのけたこの馬の素質は最上位とみています。
前走弥生賞はマカヒキに差される形となりましたが、位置取りはマカヒキが12-9-9-8で上がり最速の33.6秒に対し、リオンディーズは、4-4-4-2の通過で上がり2位の脚で34.4秒。上がりのタイムだけを比較すれば、マカヒキの末脚に目がいってしまいますが、実際の着差はクビ差ほど。あの位置取りからエアスピネル以下を引き離しましたので、マカヒキよりもリオンディーズの方が強い走りをしたように映った方も多かったのではないでしょうか。トライアルとしては良い負け方をしたと思いますので、再度勝ち負け、巻き返しを期待したい1頭と考えています。


2番人気予想は、マカヒキ
前走弥生賞では、朝日杯FSの連対馬であるリオンディーズ、エアスピネルの2頭を破り、一気にクラシック戦線の中心へと名乗りを挙げた3戦3勝の無敗馬。前走の走りからは今回も同じ様に末脚を爆発してくれるのではないかと注目が集まりそうですね。
前走は私自身も◎軸馬として、この馬にお世話になりましたが、今回は印を下げるのはないかと現時点では考えています。なんといっても、弥生賞1着馬、トライ アル1着馬という本番で勝つイメージがないんですよね。先週の桜花賞もそうでしたが、意外とトライアルでは敗れた馬の方が勝利していますし、魅力を感じる部分がありますね。前走弥生賞は12頭立て、少頭数の中できれいに差す形となりましたが、今回はフルゲート18頭立て、前走のようにスムーズにいくかはわかりません。もちろん、昨年のドゥラメンテと同じ様な1頭違う脚が出せれば問題はないでしょうが、現時点では好走があっても、1着には届かないのかなと、 勝利に関してはちょっと疑問に感じている1頭なります。


3番人気予想は、サトノダイヤモンド
マカヒキと同様に、これまで3戦3勝の無敗馬。前走きさらき賞では、2着以下をしっかりと引き離して重賞初制覇となりました。前走含め、これまでの走りからはまだ本気を出していないと言われていますね。実際に鞭を使ったのも前走の1回のみで、前走は競馬を覚えさせるというところで使ったんでしょうが、使う必要もなかったくらいその時にはスピードに乗っていましたね。これまでの相手はその後あまり活躍している馬がいないので、その点は気になるものの、弥生賞組の実績馬たちに対して、どんな走りを見せてくれるのかというところでは最も注目が集まりそうですね。
ただ、臨戦過程は褒められるものではないですね。過去9年(2011年東京開催を除く)、前走きさらぎ賞組0-0-0-7。過去にはトーセンスターダム(2014年)、リーチザクラウン(2009年)が当日人気になるも敗れています。ここでサトノダイヤモンドが勝利したら、どれだけこの世代には強い馬がいるんだよ!という期待もあるんですが、この馬自身、最大の目標はダービーとしていますし、このローテーションもそのための叩き台ということを考えられます。活躍を期待したい気持ちはあるものの、データと陣営の姿勢としては、選びづらい1頭ではありますね。


4番人気予想は、エアスピネル
前々走朝日杯FSではリオンディーズに後ろから差され2着。前走弥生賞では前をいくリオンディーズを見ながらの競馬でしたが、捉えられることはできず3着。ここ2戦は共にリオン ディーズに敗れていますので、すでに勝負付けがついてしまった感は否めないですね。特に前走は、前をいくリオンディーズを見ながらの競馬で、捕まえられなかったので、力差が出た部分があると思います。ただ、エアスピネル自身も4着以下をしっかりと引き離しているように、この馬もかなり強い馬だと思います。 最後の決め脚で負けていますので、位置取り、展開、馬場と様々な条件がかみ合わなければ、リオンディーズには勝てないと思いますが、それでも他の馬たちと 比較すると、この馬は能力が上だと思いますので、この馬の堅実さを評価したい部分はありますね。


5番人気予想は、ディーマジェスティ
前走共同通信杯の覇者で、ホープフルステークスの取り消しはあったものの、これまで4戦、2-2-0-0と堅実に走れています。記憶に新しい昨年のドゥラメンテをはじめ、2014年のイスラボニータ、2012年のゴールドシップと、前走共同通信杯からの参戦で皐月賞馬に輝いています。近年の活躍もあり、過去9年、前走共同通信杯組は、3-0-1-3(連対率42.9%、複勝率57.1%)と好相性。前走連対馬に絞り込めば、3-0-1-1(連対率60.0%、複勝率80.0%)と、数字上はさらに良くなる傾向となっています。
ただ、過去の好走馬4頭は、全馬当日4番人気以内、且つ、単勝オッズ一桁台となりますので、その点は今年のメンバーを考えれば満たすことは難しいそうですね。この予想オッズ通りであれば、ある程度人気の部分は満たしているとなりますが、今年に限っては、先に挙げた数字ほどの信頼度ないかなとみています。中山は1800mですでに経験していますし、これまで4戦全て上がり最速を出していますので、今回も大崩れはあまりイメージできないものの、先に挙げた他の上位人気馬たちの方が魅力を感じるのも事実。現時点では"流し"の1頭と考えています。

以上が、予想オッズの上位5頭となります。


人気通りではありますが、この5頭の中ではやはりリオンディーズに最も注目しています。
前走はこの馬にしては前につけた競馬となりましたが、それでもエアスピネル以下をしっかりと引き離しましたので、この馬の能力、力が際立った内容に映りました。もちろん、折り合いや気性面など不安がない訳ではないですが、素質、力自体はこのメンバーでも抜けていると思いますので、巻き返しを期待したい1頭とみています。



最後に、先週の桜花賞とは違い、今年の皐月賞はパッと見、堅く決まりそうな感じもしていますが、下位人気になるであろう馬たちの中で、気になっている穴馬候補を挙げたいと思います。
A人気ブログランキング(※ナムラシングンでした)です。

この舞台ではすでに敗れていますので、一見、望みが薄そうではありますが、その敗れたレースは枠順や位置取り、展開など、見直せるくらい部分は結構あったように映りました。力差は読めないですが、相手なりに走れる馬だと思いますので、穴馬候補の1頭と考えています。


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