札幌記念の予想です。

現在人気の方は、予想オッズと変わらず…
1番人気:モーリス
2番人気:ヌーヴォレコルト
3番人気:ヤマカツエース
となっています。

昨年は、当日1、2番人気馬が共に飛ぶ波乱となりましたので、今年はある程度人気馬の好走が期待できるのではないかと考えており、展望でも挙げたように、この3頭から2頭の好走馬が出てきてくれると考えていました。そのため、この3頭をそのまま推奨馬に挙げたいところではあったんですが、どうしても気になる穴馬が数頭いましたので、そこを絡めつつ、今年は勝負したいと思います。

札幌記念 2016 予想

軸馬は、ヤマカツエース
過去10年(2013年函館開催を除く)、前走宝塚記念組は、2-2-1-4(連対率44.4%、複勝率55.6%)と、好相性の組。そんな中で、昨年は1番人気だったトーホウジャッカル、2番人気だったラキシスが共に敗れる結果となりましたので、これまでの傾向が戻ってきてくれれば、今年は前走宝塚記念組からの好走馬を期待できると考えました。

もう1頭の該当馬ヒットザターゲットは、昨年2着の実績がありますが、逃げ馬不在で雨が残る馬場を考えれば、昨年よりも条件は厳しくなると思いますし、8歳という高齢を考えれば、昨年よりも良い結果を取るのは難しいのかと。

ヤマカツエース自身、芝2000mの重賞で2勝を上げていますし、前走宝塚記念はやはり距離が長かった印象がありますので、ここでの距離短縮はプラス。また昨日の結果をみていくと、Kingmambo内包馬がの活躍もありましたので、現在の馬場も味方してくれるとみています。

少し気になってるのは、当日3番人気馬の成績で、0-0-5-4と連対がありません。最後に連対馬が出てきたのは、1989年まで遡らなければいけませんので、傾向としては強いものを感じますね。ただ、全く連対馬が出てきていない訳ではないので、そろそろ崩してもらいたいというところでも、ここは勝ち負けを期待したいですね。



対抗馬は、ヌーヴォレコルト
モーリスと非常に悩みました。実績は素晴らしい馬たちなので、2頭共に好走となっても、なんら不思議はないと思っているんですが、軸馬と対抗馬に関しては、基本として勝利する可能性がある馬を置きたいというところがありますので、勝利という部分から、ヌーヴォレコルトの方を取りました。

勝利というところで、以下のデータが気になりました。
■2015年
ディサイファ(5番人気):6枠11番

■2013年
トウケイヘイロー(2番人気):7枠14番

■2011年
トーセンジョーダン(1番人気):8枠13番

■2006年
アドマイヤムーン(1番人気):6枠11番

■2002年
テイエムオーシャン(2番人気):7枠14番

■1996年
マーベラスサンデー(1番人気):8枠13番

上記は、過去20年まで遡って、馬番二桁台から勝利した該当馬を記載しています。
※馬名(当日人気):枠番の順で記載。

出 走数の関係もあるとは思いますが、過去20年(2013年函館開催を除く)の中で、馬番二桁台から勝利したのは、6頭となっています。個人的にやや少ない 印象を受けました。また勝利した馬たちは全て当日人気になった馬たちとなりますので、1~3着の好走というところでは、外枠が悪いということはないんで しょうが、ややマイナスになる部分もあるのではないかと考えました。

現在抜けた人気となっているモーリスからすれば、人気馬なので勝利の 可能性も十分あるかと思うんですが、上記の通り、馬番二桁台の馬が2年連続で勝利したことは1度もありません。そんな中で、昨年ディサイファが馬番11番 から勝利しましたので、過去からの流れを考えれば、今年は途切れる年であり、同時に、今年の勝利馬は馬番一桁台から出てくるのではないかと考えました。と いうところで、最内を取ったヌーヴォレコルトに期待したいと思います。


今年に入ってからは好走こそありませんが、前々走の産経大阪杯は休み明け(鉄砲が効く馬ではありますが)+メンバーも強力でしたし、そこから中2週で、海外遠征となりましたので、前走に関しても臨戦過程として厳しかった印象がありますね。自身はこれまで大きく敗れたことはありませんし、3戦連続好走がないということもありませんので、今回は好走の番だとみています。
道悪、最内となりますので、コース取りがカギになりそうですが、道中は内でしっかりと脚を溜めて、最後の直線スムーズに道ができれば、ここは勝ち負けになってくれると期待しています。




続いて穴馬1頭目は、レッドリヴェール
こちらは、前回の展望で注目した好走データから注目したい1頭となります。

好走データは以下の通り。
・前走と同斤量
・4、5歳
・牝馬

の3点です。

この3点を満たした該当馬は➝1-1-1-3(連対率33.3%、複勝率50.0%)
となります。

比較的に人気馬や実績がある馬しか好走していないデータとなりますが、レッドリヴェールは阪神JFを制し、桜花賞でも2着と好走。実績というところでは満たしていると思いますので、ここに期待したいと思います。

また、札幌芝では大崩れがないように適正は高いと思いますので、あとは距離さえ持ってくれれば、前走同様上位争いに加われるとみています。



最後に、もう1頭穴馬は、G人気ブログランキング(※ハギノハイブリッドでした)。
この馬は好走データもなければ、反対に、好走馬が全く出てきていない組となりますので、臨戦過程としては選びづらい1頭なんですが、今年は逃げ馬不在で平均~スローペース想定+昨日からの雨で道悪になる可能性が高いというところで、展開面、馬場状態から可能性を感じた1頭となります。

昨年は、枠の影響や位置取り、上がり勝負になったところが噛み合わなかったと思いますが、今年は枠も良い所を取れましたし、雨の影響で上がりがかかりそうなのもプラスに働きそう。実際に、上がりがかかり、持久力勝負になった時に、重賞勝利を収めていますので、同じような展開になってくれれば、この馬の強みが出せるのではないかと考えました。近走は相手なりに安定した走りをみせていましたし、間隔はあきますが状態面は整っているとのことなので、この人気であれば狙ってみたいですね。



<札幌記念 2016 予想>
◎軸馬:ヤマカツエース
◯対抗馬1:ヌーヴォレコルト
▲対抗馬2:レッドリヴェール
△穴馬:G人気ブログランキング(※ハギノハイブリッドでした)
☆流し:4、6、8、9、10、16番以外
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