札幌記念のデータ展望です。

本日は、数字上2頭に1頭が好走するデータについて取り上げたいと思います。今年の該当馬を考えれば、希望は薄そうなんですが、波乱があればこのデータが機能してくれるのではないかというところで、注目したい傾向と考えています。ではまず、過去10年(2013年函館開催を除く)の該当馬たちを挙げていきます。

札幌記念 2016 データ:複勝率50.0%の好走データ

■2015年
11着(12番人気):ハナズリベンジ

■2011年
3着(2番人気):レッドディザイア
4着(8番人気):コスモネモシン

■2009年
8着(12番人気):マイネカンナ

■2007年
1着(5番人気):フサイチパンドラ

■2006年
2着(9番人気):レクレドール

該当馬は以上、6頭。


この6頭に共通していた点は…
・前走と同斤量
・4、5歳
・牝馬

の3点です。

この3点を満たした該当馬は➝1-1-1-3(連対率33.3%、複勝率50.0%)
となります。

この札幌記念は比較的、牝馬の活躍も目立つレースではあるんですが、中でも、前走と同斤量4、5歳馬は、2頭に1頭が好走している傾向となっています。



過去の好走馬3頭中2頭は当日人気馬ですし、この好走馬3頭は…
レッドディザイア:ブエナビスタの牝馬クラシック3冠を阻止した秋華賞馬。
フサイチパンドラ:カワカミプリンセスの降着があったにせよエリザベス女王杯を制し、オークス2着もある実績馬。
レクレドール:クイーンステークス、ローズステークスと制している重賞2勝馬。

と、レクレドールこそG1馬ではないものの、どの馬たちも重賞勝利馬であり、確かな実績がある馬たちとなります。そのため、実績がなければ好走が難しいという見方もできるとは思っているんですが、今年は該当馬が2頭いますので、数字を考えれば、どちらか1頭は好走があるかもしれないなと、注目したいデータと考えています。



今年、この好走データ該当しているのは…
ダンツキャンサー
レッドリヴェール

の2頭。

共に前走クイーンステークス組で、ダンツキャンサーは3着、レッドリヴェールは4着と上位に入ってきていますので、前走内容としては悪くないですね。該当馬が2頭いますので、数字上、また傾向が引き継がれれば、どちらか1頭は好走してくれるかもしれないですね。

もちろん先に挙げた通り、実績を重視するのであれば、前走クイーンステークスの3着が、初の重賞好走となったダンツキャンサーは、少し足りない印象があります。一方、レッドリヴェールは阪神JFを制しているG1馬であり、桜花賞2着の実績馬となりますので、こちらはクリアしているのかなと。すでにピークは過ぎているようにも感じますが、前走含め札幌芝は安定して走れていますので、前走同様ここも上位争いに加わってほしいなと。淡い期待となりますが、穴馬候補の1頭として考えています。

以上が、過去10年(2013年函館開催を除く)、複勝率50.0%の好走データとなります。



レッドリヴェールには期待したい反面、厳しいかなと思うところもありますので、その他で注目している別の穴馬候補を挙げたいと思います。
D人気ブログランキング
(※レッドソロモンでした)
です。

近走の走りからは充実していますし、癖がある馬には映りませんので、よりスムーズな競馬ができれば、上位争いに加われるのではないかと注目しています。

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