アルゼンチン共和国杯のデータ展望です。

本日は、出走予定馬中の中で5頭の該当馬がいる前走条件組のデータを取り上げたいと思います。データは過去10年分です。

まずは全体成績から。
・前走条件組
4-3-4-27(連対率18.4%、複勝率28.9%)

複勝率としては3割満たないものの、過去10年の中で、8年は好走馬が出てきている組となります。好走馬が出てこなかったのは2014年、2013年となりますが、この2年もそれでも4、5着と掲示板内には健闘した馬がいましたので、今年も何かしらが上位争いに加わってくれるのではないかと注目したい組と考えています。

アルゼンチン共和国杯 2016 データ:前走条件組

ではここから前走条件組のデータを分けてみていきたいと思います。

分け方はシンプルに、当日人気で分けていきました。
■前走条件組4-3-4-27
・当日5番人気以内
4-3-0-8(連対率、複勝率46.7%)

・当日6番人気以下
0-0-4-19(連対率0.0%、複勝率17.4%)


以上のように、当日人気で分けていくと、人気馬は連対、下位人気馬は3着止まりと、はっきりとした傾向が出ていました。



データの率を考えれば、断然当日人気馬が狙い目ということになりますが、当日6番人気以下の組は、もう一つ要素を加えると、はっきりとした傾向が出ていました。以下の通りです。
■当日6番人気以下の前走条件組0-0-4-19
・前走1着
0-0-4-7(連対率0.0%、複勝率36.4%)

・前走2着以下
0-0-0-12


と、好走馬4頭は全て前走1着という共通点がありました。データとしても4割弱ありますので、人気がないということを考えれば、ここに狙いをつけて勝負するにもひとつ面白いのではないかという、そんなデータとなっています。



□前走条件組の該当馬
ヴォルシェーブ(前走1着)
トレジャーマップ(前走1着)
フェスティヴイェル(前走1着)

今年も該当馬がまずまず揃ってくれましたので、最低でも1頭くらいはここから好走馬が出てきてくれるのではないかと期待しています。

前回の展望で挙げた予想オッズの感じからは、ヴォルシェーブが当日5番人気以内に入れそうですね。データとしてはここが最有力ということになるとは思いますが、残りのトレジャーマップフェスティヴイェルも前走1着となりますので、波乱を期待してこちら側に狙いをつけてみるのも面白いかもしれないですね。あとは前日の馬場傾向や、枠順等を加味しつつ、もう少し悩みたいと思います。


以上、注目したい前走条件組の傾向となります。



最後に、今回挙げた前走条件組と合わせて買ってみたい軸馬候補の1頭を挙げたいと思います。
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(※フェイムゲームでした)
です。

近走の走りからはやや衰えが出てきたかなと感じる部分もありますが、この舞台での実績を考えれば侮れない1頭とみています。当日の人気次第ではありますが、そこまで人気にならなければ狙ってみたい軸馬候補の1頭と考えています。

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