大阪杯のデータ展望です。

本日は、出走予定馬を見渡してみて、このデータが機能してくれれば面白いのではないかと考えている、注目したい2つのデータについて取り上げたいと思います。

以下で挙げていくデータは、過去10年分です。

大阪杯 2017 好走データ:前走京都記念組

まず一つ目は以下のデータ。
・前走京都記念組
・前走2番人気以内
この2点を満たした該当馬は【1-2-2-0】(連対率60.0%、複勝率100.0%)。

前走京都記念組の全体成績が【1-2-2-5】(連対率30.0%、複勝率50.0%)となりますので、好走馬全馬が共通した点となります。ちなみに、厳密なことで言えば、この好走馬5頭の中には前走1番人気はおらず、全馬前走2番人気となっていました。

また、この好走データの該当馬5頭は「前走3着または4着」、「当日4番人気以内」という共通点がありました。


□該当馬
マカヒキ(前走1番人気3着)
ミッキーロケット(前走2番人気4着)

どちらも過去の傾向をなぞっていくかのように、前走で連を外しているのが興味深いですね。

これまでの実績、当日人気が濃厚ということを考えれば、マカヒキかなというところがあるんですが、ミッキーロケットも同じ4歳世代。4走前の神戸新聞杯では、休み明けとは言えサトノダイヤモンドに迫る走りを見せてくれましたので、こちらにも注目したいところがありますね。


大阪杯 2017 好走データ:前走中山記念組

次に注目しているのは、以下のデータです。
・前走中山記念組
・前走上がり3Fタイム1位

この点を満たした該当馬は→【2-1-0-0】(連対率、複勝率ともに100.0%)。

前走中山記念組の全体成績が【3-2-1-11】(連対率29.4%、複勝率35.3%)となりますので、先程挙げた前走京都記念組のように、好走馬全馬が満たした点ではありませんが、該当馬3頭は全て、連対という傾向となっています。

また、この好走データの該当馬3頭は「前走4番人気以内」、「前走2着以内」、「当日3番人気」という共通点がありました。


□該当馬
サクラアンプルール(前走8番人気2着)
アンビシャス(前走1番人気4着)

前走京都記念組の好走データと比較すると、こちらは少し弱いように感じるんですが、前走上がり3Fタイム1位の該当馬は2頭いますので、データの率を考えれば、どちらか1頭は好走があってもおかしくないのかなと注目しています。

アンビシャスは昨年の覇者で適正、実績と申し分なし。サクラアンプルールは実績こそありませんが、芝2000mは【2-1-1-2】(着外2回は共に4着)と、5着以下になったことはありませんので、距離適正という点からは注意したいところがありますね。


以上が、今年の出走予定馬から注目したい好走データとなります。


今年からG1に昇格され、出走してくる馬たちもより一層強くなった印象を受けますので、傾向がガラッと変わってしまう可能性も考えられますが、今回名前を挙げた4頭から、2頭くらいは中心に加えて勝負することになるのではないかと現時点では考えています。



最後に、今回挙げた4頭の中で、最も好走を期待したい1頭を。
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(※ミッキーロケットでした)
です。

これまでの走りからは、使われて徐々に良くなるタイプで、ここが休み明け叩き3戦目。近走も良かったですが、さらに良化が見込めるのではないかというところで注目したい1頭と考えています。


応援の方、よろしくお願い致します。