新潟大賞典のデータ展望です。

まずは出走予定馬を見ていきます。
馬名性齢負担
重量
騎手
アクションスター
牡653.0
アングライフェン
牡455.0北村友
クランモンタナ
牡754.0松若
サトノギャラント
牡756.0デュプレシス
サトノラーゼン
牡457.0石川
シャイニープリンス
牡656.5
ショウナンバッハ
牡555.0柴田
ダービーフィズ
牡657.0石橋
ダコール
牡858.0小牧
バロンドゥフォール
牡653.0
パッションダンス
牡857.0津村
ヒストリカル
牡757.0田中勝
フルーキー
牡657.5藤岡佑
ベルーフ
牡456.0松田大
マイネルミラノ
牡656.0丹内
メイショウカンパク
牡952.0
メイショウナルト
セ856.0勝浦
ヤマトダイアンサス
牝648.0井上
ユールシンギング
セ655.0国分優
ロンギングダンサー
牡753.0横山和
※騎手は予定となります。

以上、20頭が登録されています。

除外対象馬は…
クランモンタナ
ユールシンギング
アクションスター
ヤマトダイアンサス
の4頭(上から出走順位順)となります。

続いて、netkeibaさんの予想オッズと、上位人気馬たちをみていきます。
人気馬名予想オッズ
1フルーキー3.0
2サトノラーゼン4.5
3ダコール5.1
4ヒストリカル8.0
5ショウナンバッハ10.0
6ベルーフ12.4
7ダービーフィズ15.7
8マイネルミラノ18.1
9シャイニープリンス24.3
10アングライフェン32.5
※上位10頭を記載しています。


1番人気予想:フルーキー

デビューからこれまで7-2-3-7の成績で、着外は多いものの、掲示板を外したのは菊花賞の6着1回のみという超堅実馬。前走中山記念はハイレベルだったこともありますが、それでも4着とここも堅実な走りをみせてくれました。これまで1600m,1800mが主で、2000mは前々走の中山金杯しか経験がありませんが、3着と好走していることを考えれば、ここも掲示板内には手堅く走ってくれそうな気がしますね。

ただ、少し気になっているのが左回りの実績です。これまで左回りは0-1-2-2。重賞に限れば0-0-1-2と、左回りがプラスには感じられません。これらの成績は東京、中京舞台で、新潟自体は初なので、思いのほか適性を見せてくれる可能性も考えられますが、波乱の一面もある新潟大賞典ということを考えれば、前走のように4着止まりになることも想定したくなりますね。



2番人気予想:サトノラーゼン

前走アメリカジョッキークラブカップでは、1番人気を裏切り10着と敗れ、ダービー2着以来ここ3戦好走がありません。調整が難しい馬なのか、今回もまた休み明けとなりますので、臨戦過程としては少し心配なところがありますね。

ダービー2着という実績を評価されている部分があるんでしょうが、新潟舞台は初、ここ3戦好走がないということを考えれば、好走馬を出しているディープインパクト産駒であっても、ちょっと人気になりすぎているところは否めないですね。前走も軸馬にしましたし、ダービーの時にもお世話になりましたので、個人的には応援したい気持ちはありますが、今週の動き次第というところでしょうか。



3番人気予想:ダコール

同じ舞台である新潟記念では好走がないものの、この新潟大賞典では昨年1着、2013年に3着と、相性の良さが結果に出ています。前走小倉大賞典でもタイム差なしの2着と好走。この小倉大賞典も過去に好走歴があるように、一度好走したレースを、その後もしっかりと走ってくれる馬なので、据え置きの斤量58.0kg、8歳馬という点は不安ながらも、侮れない1頭とみています。

脚質が極端なところがありますので、展開の恩恵は必要だと思いますが、溜めればその分伸びてこれる脚は持っていますので、連覇はできなくとも、2、3着までなら十分にチャンスがあるとみています。



4番人気予想:ヒストリカル

昨年のチャレンジカップ2着以降、ここ2戦は京都記念で4着、中日新聞杯で9着と結果は残せていません。ただ、ここ3戦は連続して最速の上がりをみせています。また前走中日新聞杯は9着に敗れましたが、勝ち馬との差が0.3秒差となりますので、着順ほどの差はなかったと言えますね。

先に挙げたダコールにも言えることですが、この馬も極端な追込馬となりますので、差し切れない結果が続いていますが、直線の長い舞台ということを考えれば、脚質的にはこの新潟は合いそうですし、展開次第では突っ込んでこれるだけの脚、力はあるとみています。



5番人気予想:ショウナンバッハ

ヒストリカル同様、前走中日新聞杯組の1頭。こちらも前走差し届かずの11着でしたが、同じく勝ち馬とのタイム差は0.3秒差。追込馬というところでは同様に1発の魅力を感じますね。こちらは重賞ではありませんが新潟舞台を経験しており、1-0-1-0と結果を残していますので、適性も問題なさそうですね。

また先に挙げた4頭は斤量57.0kg以上に対し、この馬は斤量55.0kg。予想の人気馬の中では、唯一、斤量の恩恵がありますので、そこまで力差がなければこの斤量差は大きく影響してきそうですね。

以上が、予想オッズの上位5頭となります。



脚質的に同じような馬が多いので、悩ましいところではありますが、現時点ではショウナンバッハに最も注目しています。

実績を考えればダコールなんでしょうが、前走も好走したので連続好走があるのかというところで、新潟での好走歴があるこちらにより注目したいと考えています。またこの馬自身、近走は追込に徹していますが、条件戦を戦っていた時は、そこまで極端な位置取りではなかったので、今回乗り替わりを予定していますし、もう少し前で競馬をしてくれるのではないかと、位置取りというところで少しこの馬を上に評価しています。



最後に、現時点での穴馬候補としては、C人気ブログランキング(※マイネルミラノでした)が気になっています。

今回出走馬を見渡してみると、先に挙げた3頭のように差し・追込馬が多いように感じますので、その反対というところでは、この馬の先行力に注目したいと考えています。前走は目標にされ、自分のペースで走ることができなかったことが一番の敗因だとみていますので、人気も少しは落ちるでしょうから、ここでの巻き返しを期待したい1頭とみています。

新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。