中山牝馬ステークスのデータ展望です。

まずは、阪神競馬場で開催となった2011年を除く、過去9年の結果を見ていきます。

<過去9年(2011年、阪神競馬場開催を除く)、好走馬の当日人気、天候、馬場、出走数>
1着馬 2着馬 3着馬 天候 馬場 出走数
2014 1番人気 10番人気 4番人気 16頭
2013 6番人気 2番人気 1番人気 16頭
2012 8番人気 7番人気 11番人気 16頭
2010 4番人気 8番人気 9番人気 16頭
2009 4番人気 15番人気 11番人気 稍重 16頭
2008 6番人気 13番人気 3番人気 16頭
2007 8番人気 3番人気 12番人気 16頭
2006 1番人気 2番人気 8番人気 16頭
2005 1番人気 9番人気 10番人気 16頭
※1番人気:赤、2番人気:青、3番人気:黄、4番人気:ピンク、5番人気:緑で色分けしてます。

2013年、2006年のこそ1、2番人気馬が好走し、比較的堅い印象も、この9年の全好走馬27頭の内、半数以上にあたる16頭が当日6番人気以下となり、人気馬より下位人気馬の方が多く好走する波乱のレースとなります。人気はあまり気にせず、勝負したい馬を選んでいくのが、一つかも知れないですね。


今日、出走馬が決まりました。
昨年の2着馬で、おそらく当日1番人気が濃厚であったケイアイエレガントがまさかの回避。。。右前脚の捻挫とのことです。適正は十分だっただけに非常に残念。またケイアイエレガントが回避になったため、これで前走連対馬が1頭もいないという構成となり、当日のオッズ次第ではありますが、今年も波乱になる可能性がグッと上がったように感じますね。




さて本日は、好走血統をいくつか挙げたいと思います。いろいろとあるんですが、今年の出走馬を見渡した中で、注目したいのは…
・父サンデー系以外のターントゥ系(ロベルト系、ヘイロー系)
・グレイソヴリン
・kingmambo
・ノーザンテースト

の4つです。昨年見ていった部分とほとんど変わりはありませんね。

今年出走回避ながらも、昨年10番人気で好走したケイアイエレガントは、父キングカメハメハでkingmambo

2013年の6番人気で勝利したマイネイサベルは、父Tejano Runでグレイソヴリン系、ノーザンテーストを内包。

大波乱となった2012年を制したレディアルバローザは、父キングカメハメハ×母父Tejano Runで、先に挙げた2頭と同じ血統背景。この時の2着馬オールザットジャズは、父タニノギムレットでロベルト系。

と、さらっと3年の連対馬を見直してみても、これら4つの内、複数が出ていきていることが分かります。今年も、これらの血統の流れが続いてくれると思いますので、これらの内包馬を探していければと考えています。


特に、この中で注目しているのが、かろうじて毎年1頭ほどの好走が続いているグレイソヴリン内包馬です。そろそろ途切れそうな気もしますが、連続で好走が続いているというところから、今年もここに注目したいと考えています。

出走馬の中で、グレイソヴリン内包馬は…
G人気ブログランキング(※シャトーブランシュでした。)

フレイムコード

G人気ブログランキング(※オメガハートランドでした。)
の3頭。

フレイムコードは、父タヤスツヨシということで、少し地味な血統背景なため、他2頭の方がチャンスがあるのではないかと考えています。グレイソヴリン内包馬の連続好走を伸ばしてほしいですね。

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