マーメイドステークスのデータ分析です。

本日は、このデータが上手く機能してほしいなと注目している、いくつかのデータについて取り上げたいと思います。

※データは過去10年分です。

マーメイドステークス 2018 データ:重賞上位実績別データ

まずは以下のデータから。

重賞で5着以内の実績がある
7-6-7-67】(連対率14.8%、複勝率22.7%)

重賞で5着以内の実績がない
3-4-3-43】(連対率13.2%、複勝率18.9%)

※重賞レースの対象は芝レースのみ。

注目したのは、これまでに"重賞で上位争いに加わった経験があるかどうか"という点です。

数字上はそこまで大きな差はありませんが、上記の通り、重賞で5着以内の実績がある馬たちが、好走馬全体の約7割を占めていました。

ハンデ戦ではあるものの、重賞での上位実績は、評価できる重要な要素のひとつと考えられますね。


マーメイドステークス 2018 データ:重賞で上位実績がない馬たちの傾向

ここからは、先程挙げたデータの中から、好走数が少ない重賞で5着以内の実績がない馬たちの方を掘り下げていきたいと思います。

重賞で5着以内の実績がない馬たちの全体成績【3-4-3-43】から、さらに注目したいのが以下のデータとなります。

重賞の出走経験あり
2-0-2-24】(連対率7.1%、複勝率14.3%)

G1の出走経験がある
2-0-2-11】(連対率13.3%、複勝率26.7%)

G1の出走経験がない
0-0-0-13


重賞の出走経験なし
1-4-1-19】(連対率20.0%、複勝率24.0%)
(このマーメイドステークスが初の重賞挑戦)

前走1着
0-4-1-6】(連対率36.4%、複勝率45.5%)

前走2着以下
1-0-0-13】(連対率、複勝率ともに7.1%)

※重賞レースの対象は芝レースのみ。

重賞で5着以内の実績がない馬たちの中には、このマーメイドステークスが初の重賞挑戦という馬も含まれますので、まずは"重賞出走経験の有無"で、①・②で分けています。
そこから"①出走経験がある組"、"②初出走組"の好走馬たちに注目し、絞り込んでいったデータとなります。


上記の通り、①の好走馬4頭には"G1の出走経験がある"、②の好走馬6頭中5頭には"前走1着"、という共通点がありました。

ちなみに、②の"前走2着以下"からの唯一の好走馬は、2008年のトーホウシャイン(当日12番人気)で、前走は9着でした。
この2008年は、過去10年の中で、唯一の重馬場開催。またトーホウシャインが斤量48.0kgという最軽量だったことが重なったものとみていますので、例外な年だったのではないかと考えています。


今年は重賞で5着位内の実績がない馬たちが多数出走となりますので、これらのデータを追っていきたいなと注目しています。

データの該当馬

出走各馬を先程のデータに合わせて分けていくと…

重賞出走経験があり、5着位内の実績なし
G1出走経験あり
ミエノサクシード

G1出走経験なし
アルジャンテ
エマノン
ティーエスクライ
フェイズベロシティ
ルネイション
ワンブレスアウェイ



重賞初出走
前走1着
該当馬なし

前走2着以下
スティルウォーター
ヴァフラーム

の計9頭。

この9頭の中で、わずかでも好走馬が出てきているデータに該当しているのが…
ミエノサクシード
スティルウォーター
ヴァフラーム

3頭となります。

反対に、残りの6頭は【0-0-0-13】のデータに該当。狙いづらいということになりますね。


穴馬探しと絞り込みが可能となるので、これら諸々のデータ上手く機能してくれればと期待をしています。
あとは枠順や前日の結果を見てからとなりますが、現状は最後に名前が挙がった3頭から、穴馬を1頭くらいは選んでいこうかなと考えています。




最後に、今回名前が挙がらなかった、"重賞で上位実績がある"馬たちの中で、最も気になっている1頭を挙げたいと思います。
C人気ブログランキング
(※レイホーロマンスでした)
です。

近走内容からはここでも上位争いに加われる下地は十分。内回りコースには若干の不安が残るものの、今回は斤量もプラスになると思いますので、現時点の軸馬候補の1頭と注目しています。


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