京都新聞杯の予想です。

前回の展望で注目した前走上がり3Fタイム4位以下の馬たちですが、結局プリンシパルステークスの方に大半が移ってしまい、該当馬はどっと少なくなりましたので、他から気になる穴馬を探してきて、そこを絡めつつ勝負したいと思います。ではまず軸馬から。

京都新聞杯 2016 予想

軸馬は、ブラックスピネル
ここは気持ち変わらずの1頭。前々走若駒ステークスでは、後の皐月賞2着馬マカヒキ相手に離されながらも3着と好走。4走前の萩ステークスでは、現在1番人気、重賞2勝馬スマートオーディンにも勝利していますので、力としてもここは上位にあるとみています。

また父タニノギムレットは、ハギノハイブリッド、クレスコグランドと、この京都新聞杯で2勝を上げている血統で、父方にグレイソヴリンが入っているのも良く、先に挙げた2戦の好走も京都舞台となりますので、ここは堅実に走ってくれるとみています。枠的にはもう少し内目を取ってほしかったところがありますが、今年は14頭立てと少なめとなりますので、外からスッといつもの位置取りを取れれば崩れることはないと期待しています。



対抗馬1頭目は、エルプシャフト
過去10年、前走未勝利組は0-0-2-34と低調。キャリア1戦、未勝利上がりという臨戦過程としては、褒められるものではありませんが、昨年、2012年と上位を独占したディープインパクト産駒の1頭で、母はビワハイジの良血馬。ビワハイジの仔は良く走るということもありますし、前走未勝利馬が最後に好走したのは2008年となりますので、そろそろという流れを考えれば、今年はこの馬に期待したいところがありますね。

前走負かした3、4着馬はその後未勝利をしっかりと勝ち上がり、そこを相手に余裕ある勝ちっぷりでしたので、それなりに力はあるとみています。今回相手は強化されますが、この馬同様に前走未勝利馬は、他にも4頭いますし、この頭数を考えれば、十分3着以内に入れるチャンスはあると思います。



対抗馬2頭目は、ゼンノダジカラオ
デビューからこれまで8戦をこなし、2-4-2-0の堅実馬。1回目の展望でも挙げたように、父ミスプロ系はこの京都新聞杯ではほとんど好走馬がでてきていないという不安はあるものの、軸馬であるブラックスピネルとは新馬戦でタイム差なしの2着と力をみせていますので、軸馬を評価するならこちらも評価したいとですね。

前走はなみづき賞はこの京都新聞杯と相性の良いレースですし、持続力勝負で結果を出した部分は、この舞台でも活かせるとみています。川田騎手もここ3戦をそつなくこなしており、これまで通り、好位からの競馬から早めにスパートをかければ、ここでも上位に加わってくれるとみています。


最後に穴馬は、G人気ブログランキング(※アグネスフォルテでした)。
一見、血統的には違うようにも感じていますが、今期この産駒はまずまず京都で活躍を見せていましたので、引き続きというところで期待したい1頭と考えました。

前々走相手した馬たちは、重賞2着や条件戦の勝利馬、連対馬と、後に結果を残しており、ハイレベルなレースでした。その中で、好走できた部分は評価できると思います。続く前走では、最後の直線、これから伸びていくという手応えの中、前にいく馬に進路を塞がれ不利を受けました。それでも最後までしっかりと走れており、あの不利がなければもっと着順を上がれたとみています。前走の敗戦で人気が落ちるのであれば、ここが狙い目になってくれるのではないかと考えました。

もともと注目していたユウチェンジも人気がないので非常に悩みましたが、臨戦過程というところでこちらを取りました。


<京都新聞杯 2016 予想>
◎軸馬:ブラックスピネル
◯対抗馬1:エルプシャフト
▲対抗馬2:ゼンノタヂカラオ
△穴馬:G人気ブログランキング(※アグネスフォルテでした)
☆流し:1、6、8、12、14番以外
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