京都記念のデータ展望です。

本日は、気になる前走G1組についてみていきたいと思います。まずは比較も兼ねて、前走G1組とその他の組の全体成績を見てきます。データは過去10年です。

■前走G1組
7-5-6-18(連対率33.3%、複勝率50.0%)

■前走G1組以外
3-5-4-72連対率9.5%、複勝率14.3%)

秋~年末のG1に出走していた有力馬たちが、年の初戦として出てくることが多いということもあり、以上のように前走G1組が圧倒的に良い傾向となっています。

このG1組を大きく2つに分けていくと…
■前走有馬記念組
4-2-3-7(連対率37.5%、複勝率56.3%)

■前走有馬記念以外のG1組
3-3-3-11(連対率30.0%、複勝率45.0%)

となり、どちらの組も非常に好相性となっています。

全体の数字ではわかりにくいですが、この2つの組は…
該当馬が2頭以上いれば、必ず好走馬が出てくる
そんな傾向となっています。
反対に好走馬が出てこなかった年は、該当馬が1頭しかいなかった年となっています。


□前走G1各組の該当馬
・有馬記念組
アドマイヤデウス
トーセンレーヴ
ワンアンドオンリー


・有馬記念以外のG1組
サトノクラウン
タッチングスピーチ


今年は、有馬記念組が3頭、そうでないG1組が2頭と、各組2頭以上の該当馬がいますので、過去の流れを考えれば、各組から最低1頭以上は、好走馬が期待できるかもしれないなと。


さらにいえば、前回挙げた予想オッズでは、今年の1、2番人気はレーヴミストラルヤマカツエースになりそうで、どちらも前走G1組ではありません。2頭ともに近走内容や血統的には嫌う理由はないんですが、過去の傾向を考えれば、この2頭が共に好走するという見方よりも、その他の馬たちが絡む方にかけてみるのも面白いのではないでしょうか。

サトノクラウンタッチングスピーチは予想オッズで3、4番人気。当日も人気になる可能性は高いでしょうが、前走有馬記念組の3頭は、近走内容や年齢からはそこまで人気になる馬はいなさそうなので、ここから好走馬が出てきてくれれば、少しは波乱を期待できるかも知れないですね。また反対に、過去の傾向に反して、前走G1組が全然ダメだった場合も、一波乱ありそうな気がしますので、この組の活躍、傾向がどこまで続くのかというところでも、注目したい点とみています。



今回見ていった前走G1組の中で、最も注目しているのは…D人気ブログランキング(※アドマイヤデウスでした)。

週末から雨予報ということで、再度気になってきた1頭。近走の内容からはここで凡走となっても不思議ではありませんが、条件的にはプラスになる部分が大きいとみています。当日の人気次第ではありますが、勝ち負けも期待したい軸馬候補の1頭とみています。

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