京都大賞典の予想です。

近年は少々荒れた結果となっていますが、それまでは堅く決まっているように、傾向的には実績馬が力を見せつける舞台だと思います。本日の行われた毎日王冠では、◎エイシンヒカリが勝利してくれたものの、二桁人気馬を2頭出しして(ダノンシャークは4着と惜しかったですが)、大きく振りましたので、今回は実績馬、人気馬を中心に組み立てていきました。ではまず軸馬から。


軸馬は、ラキシス
ここ2戦は結果が残せていませんが、この2戦は位置取りがどちらも良くなかったように映りました。前々走宝塚記念で は、3走前快勝した大阪杯と同じような位置取りで競馬を進めましたが、少し後ろ過ぎで、且つ、結果として、中途半端位置取りになってしまい、前走札幌記念では前につけ過ぎたところが裏目に出た印象。今回は武豊騎手に乗り替わりとなりますので、枠順も考慮し、前でも後ろでもなく、無難に中団を取ってくれるとみています。これまで京都では大きく崩れたことがない得意の舞台となりますので、今回はプラスに変わる部分が大きく、勝ち負けになるとみています。



対抗馬は、ラブリーデイ
これまで重賞では2着もありましたが、今年に入ってから重賞3勝と着々と実績を積み重ねていきました。そして、前走宝塚記念を制覇しG1馬の仲間入りと、今年まさに充実の年となっていますね。

前走宝塚記念組は、過去10年、3-2-1-10(連対率31.3%、複勝率37.5%)と好相性の組で、この全体成績を前走着順で分けていくと…
・前走5着以内
2-2-1-2(連対率50.0%、複勝率66.7%)

・前走6着以内
1-1-0-8(連対率20.0%、複勝率20.0%)
となっています。

前走宝塚記念組の該当馬は複数いますが、前走5着以内なのは、このラブリーデイ1頭のみとなります。また前走5着以内で、着外だった2頭も、4着、5着と掲示板内は確保していますので、前走レース別の傾向的からは外せないなと。

距離と位置取りに少し不安はありますが、少頭数ですし、飛ばす馬も見当たりませんので、マイペースに進めることができれば自ずと結果ついてくるとみています。ここ3年連続で1、2番人気馬が連を外していますので、そろそろ戻ってきてもおかしくないと思いますので、そういった部分からも外せないなと考えています。


対抗馬2頭目は、サウンドオブアース
前走天皇賞・春組はそこまで良い傾向ではありませんが、開幕週ながら京都は差しも届く馬場となっていますので、脚質的に魅力を感じる1頭。これまで前走天皇賞・春、ダービー以外は安定して走れていますし、重賞でも好走歴がある京都舞台は歓迎でしょう。多頭数であれば少し疑っていたところもありますが、今回は少頭数となりますので、しっかりと脚を溜めれれば、十分に差しこれると思います。重賞勝利がない点で、先に挙げた2頭より実績不足というところで3番手としましたが、自身はそろそろ勝ちもほしいと思いますので、今回は勝つことも期待したいなと思います。



最後に穴馬は、I人気ブログランキング
展望でも注目した1頭で、いくつかのデータではマイナスなところもありますが、舞台適正、距離適性からは侮れない1頭と考えています。前走は人気を裏切る形となりましたが、調整が上手くいっていなかったようにも映りましたし、1回使われたことで、今回は良化が見込めると思います。相手は強化されますが、実績ある舞台となりますので、自身の力が出せれば十分上位争いに加われると思います。


<京都大賞典 2015 予想>
◎軸馬:8ラキシス
◯対抗馬1:1ラブリーデイ
▲対抗馬2:10サウンドオブアース
△穴馬:I人気ブログランキング
☆流し:3、9番以外
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