小倉記念のデータ展望です。

まずは過去10年の結果から見ていきます。
<過去10年(2014年~2005年)、好走馬の当日人気>
1着馬 2着馬 3着馬 天候 馬場 出走数
2014 3番人気 6番人気 2番人気 稍重 15頭
2013 3番人気 5番人気 1番人気 稍重 15頭
2012 3番人気 1番人気 9番人気 12頭
2011 4番人気 15番人気 8番人気 18頭
2010 9番人気 4番人気 1番人気 17頭
2009 16番人気 1番人気 9番人気 18頭
2008 2番人気 1番人気 11番人気 15頭
2007 6番人気 7番人気 10番人気 12頭
2006 4番人気 7番人気 9番人気 13頭
2005 1番人気 2番人気 3番人気 16頭

少し前までは、小倉記念=波乱というイメージが強かったんですが、3年前くらい前からやや堅く決まる結果が続いていますね。ここ数年は比較的堅く決まっているという流れや、前回の展望でも少し触れたように、上位に支持されるであろう中に不安がある馬もいる印象なので、そろそろまた波乱の小倉記念が見れるのではないかと密かに期待をしています。


本日は、そんなところから、波乱を想定しつつ、このあたりの馬が穴として好走するんじゃないかという希望的観測となりますが、2つの項目に注目したいと思います。
(以下であげるデータは、2014~2005年の過去10年分となります。)


まず1つ目は、6歳馬です。
全体の成績としては、1-3-2-33(連対率10.3%、複勝率15.4%)。毎年好走馬が出てくるということはありませんが、なんだかんだで好走がなくとも掲示板内に来ている印象。昨年はメイショウナルトが3着と好走しました。そのメイショウナルトは昨年人気の1頭でしたが、過去には当日7番人気や9番人気馬の好走も見られます。今年の6歳馬の中では、当日人気になりそうな馬は見当たりませんので、1頭くらいは波乱の立役者になってくれないかと注目しています。

全体の成績としては1-3-2-33でしたが、好走馬6頭からいくつか絞り込みを。
絞り込み要素は…
・前走芝の重賞に出走
・前走二桁人気馬を除く
・今回が小倉芝初挑戦の馬を除く

の3点です。

これら3つを全てクリアした該当馬のみに絞り込むと→1-3-2-8(連対率28.6%、複勝率42.9%)

少しは可能性を感じる数字になってくれましたね。ただ残念なことに、今年の6歳馬の中で、先に挙げた項目を全てをクリアしている該当馬はおらず…(●´ω`●)。それでも隙間をぬってくる馬がいるかもしれないで、少しは注意しておきたいと思います。




続いて注目したいのは、距離延長組です。
前走距離から延長となる組の全体成績は、2-1-6-48(連対率5.3%、複勝率15.8%)。数年前までは、毎年のように距離延長組から好走馬が出ていましたが、該当馬が少なくなったということもあってか、2011年を最後に、ここ3年は好走馬が出てきていません。

冒頭にも挙げたように、ここ3年は比較的堅い結果で、この距離延長組から好走馬が出てこなくなった時と、連動しているようにも感じますので、今年波乱が起これば、同じように距離延長組から好走馬が出てくるのではないかという単純な見解となります(*・ω・)ノ。


距離延長組で注目してるのは、以下2つのデータです。
■データ1
・小倉芝で勝利経験がある
・前走1400m以下は除く
・前走ダート戦を除く
・前走二桁着順 または 二桁人気を除く
・7歳以上を除く


上記5点をクリアした該当馬は→1-1-4-14(連対率10.0%、複勝率30.0%)

■データ2
・今回が小倉芝初挑戦
・前走ダート戦を除く
・6歳以上を除く


上記3点をクリアした該当馬は→1-0-2-2(連対率20.0%、複勝率60.0%)


ポイントなるのは、「過去に小倉芝で勝利経験がある馬」か「今回が小倉芝初挑戦の馬」というところですね。過去に小倉芝は経験しているものの、その最高着順が2着以下という馬にとっては厳しい傾向となっています。またどちらのデータにも言えることですが、年齢を重ねると距離延長というのは厳しくなっている印象を受けますね。

以上が、穴馬の好走を期待したい、狙いを定めている2つの注目点となります。



今回見ていった内容から、穴馬候補の可能性が出てきたのは…
D人気ブログランキング(※クランモンタナでした。)

タガノグランパ
の2頭。

共に、これまでの走りや近走の内容からは、選びにくいところがありますが、データ上は可能性があるということなので、現時点では穴馬候補として考えています。

新参者ですが、応援の方、
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