神戸新聞杯のデータ展望です。

本日は、前走レース別のデータを取り上げたいと思います。これといった絞り込まれた好走データがある訳ではないんですが、今年の好走馬はこのあたりから出てきてくれないかという部分にふれたいと思います。

データは、距離が変更された2007年以降、過去9年です。


神戸新聞杯 2016 データ展望:前走レース別データ

■前走ダービー組
7-9-2-14(連対率33.3%、複勝率38.5%)

■前走ダービー以外のG1組
0-1-1-4(連対率16.7%、複勝率33.3%)

■前走G2組
0-0-0-5

■前走G3組
1-1-1-9(連対率16.7%、複勝率25.0%)

■前走OP組
0-0-1-8(連対率0.0%、複勝率11.1%)

■前走1600万下組
1-0-0-4(連対率、複勝率ともに20.0%)

■前走1000万下組
0-1-4-31(連対率2.8%、複勝率13.9%)

■前走500万下組
0-0-0-22


続いて、各出走馬を上に合わせて分けていきました。
■前走ダービー組7-9-2-14
アグネスフォルテ
イモータル
エアスピネル
サトノダイヤモンド
レッドエルディスト

■前走G3組1-1-1-9
ジョルジュサンク

■前走OP組0-0-1-8
カフジプリンス
マイネルラフレシア

■前走1000万下組0-1-4-31
ナムラシングン
ヒルノマゼラン
ミッキーロケット
ロードヴァンドール

■前走500万下組0-0-0-22
トゥルーハート
ロードランウェイ
ワンスインアライフ

※前走ダービー以外のG1組、G2組、1600万下組は該当馬なし。


前走レース別データから注目したいのは、前走1000万下組

先に挙げた各路線別のデータからも分かるように、中心はやはり前走ダービー組ですね。この9年の中で、前走ダービー組は毎年最低1頭以上は馬券に絡んできています。ただ、出走数の関係もありますが、前走ダービー組だけで決着したことはまだありません。今年はまずまず該当馬がいますので、そろそろダービー組だけでの決着もありそうですが、傾向を辿っていくのであれば、1頭くらいは別路線組からの好走馬が出てくるのではないかと想定しています。


中でも最も注目したいと考えているのが、前走1000万下組
前回の展望内、ナムラシングンのところでは、そこまで良いような書き方をしなかったんですが、ヴィクトワールピサ産駒というところで距離の不安もありますし、当日人気が予想されている中で、同様に人気が濃厚なサトノダイヤモンド、エアスピネルを差し置いて、こちらを取るというのは妙味がない上、少々危険なのかなと。

というところで、残りの該当馬である
ヒルノマゼラン
ミッキーロケット
ロードヴァンドール

の3頭の方に、より注目したいと考えています。

ただ、この3頭もナムラシングン同様に、血統面や距離適性というところでは不安がない訳ではないんですが、予想オッズの感じからは、ナムラシングンよりも人気にならないと思いますので、少しは狙いやすくなるのではないかと考えています。


中でも注目したいのが、ミッキーロケットロードヴァンドールの2頭。
ヒルノマゼランは、近走があまりにも物足りない結果となっていますので、ここで一変されたら諦めます。

ミッキーロケットは、皐月賞13着、スプリングステークス5着と、重賞では結果が残せていないものの、その他のレースでは連対率100%と安定感があります。また、デビューから3戦目となった梅花賞では京都舞台ながらも芝2400mで2着と好走。一見するとスタミナ面に不安はあるのの、同じ距離を経験している部分は良い印象がありますね。

ロードヴァンドールは、前々走ラジオNIKKEI賞では9着と敗れていますが、これまでずっとハナを取ってきた脚質に魅力を感じます。ダイワメジャー産駒というところでは不安もありますが、芝2200mでも逃げ勝っているので、血統の字面以上に走れる馬なのではないかと。また、台風の影響もあり、関西は今週まずまず雨も降っていますので、当日どんな馬場になるかは分かりませんが、馬場が味方してくれれば単騎逃げがハマる可能性も考えられるのではないでしょうか。

あとは前日、当日の馬場、枠順等を加味して、どちらを選ぶか、はたまた選ばないのか、もう少し悩みたいと思います。



最後に、その他で同様に気になっている穴馬候補を。
C人気ブログランキング
(※カフジプリンスでした)
です。

先に挙げた前走1000万下組の馬たちは、血統面、距離適性というところで不安があると書きましたが、こちらは反対に、血統面、距離適正から買ってみたい1頭となります。当日そこまで人気にならないことを願いたいですね。

新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。