菊花賞の予想です。

秋雨前線の影響で雨が降り続いており、本日もかなり降る模様。馬場が渋るとデータが通用しなくなるというところもあるんですが、データとして追っていきたい1頭、またこの夏を経て成長分を評価したい1頭がいますので、ここを中心に、穴馬を絡めつつ勝負したいと思います。

※データは過去10年分です。

菊花賞 2017 予想

軸馬は、ダンビュライト
ここは1回目のデータ分析で挙げた好走傾向の該当馬をそのまま評価したいと思います。

注目したのは、今春のG1戦線での実績です。
ダービー・皐月賞で5着以内
6-3-2-25】(連対率25.0%、複勝率30.6%)

今春のG1戦線で掲示板内を確保、上位争いに加わったというところをひとつの括りしたデータとなります。
※どちらかのレースで5着以内を確保した馬たちを集計。


この全体成績に、以下の2点を加えます。
・前走神戸新聞杯組
・前走5着以内


この2点を満たした該当馬は→5-3-2-6】(連対率50.0%、複勝率62.5%)の好走傾向。

ダービーまたは皐月賞で5着以内、その後、最大のステップレースである神戸新聞杯でも上位争いに健闘した該当馬は、数字上2頭に1頭が連対しているという好走データとなります。
全体成績からも分かるように、好走馬の大半はこの2点を満たしますので、このデータに期待したいと思います。


出走馬の中で、ダービーまたは皐月賞で5着以内の該当馬は4頭いますが、その中で上記2点を満たしているのは、ダンビュライト1頭のみ。数字を考えればもう1頭くらい該当馬がいてほしかったですが、王道路線組(皐月賞→ダービー→神戸新聞杯→菊花賞)というところでも、ここは外せない1頭とみています。


その前走は太め仕上げの明らかな叩き台、上積みは大きく見込めそう。また道悪は3戦をこなし全て馬券内と、馬場が悪くなることはプラスに働きそう。

ルーラーシップ産駒なので、まだまだ距離の適性は読めないですが、父母エアグルーヴの父はトニービンで、母方にもネヴァーベンドを内包しており、スタミナ豊富なナスルーラー系というところで下地は十分。鞍上も長距離戦には長けていますので、ここは前走以上の着順を期待したいと思います。



対抗馬は、キセキ
ダンビュライトを評価するのであれば、同産駒であり、前走神戸新聞杯で先着したこちらも評価したいところ。

前走はある程度好位につけた馬たちが上位を占める中、後ろからの競馬で、ダービー馬レイデオロには届かなかったものの、内容としては強い2着だったとみています。

これまで上がりの速い脚を使ってきているので、馬場が悪くなることはマイナスに働きそうですが、夏を休んでからはさらに成長してきたという印象を受けますし、スローからの瞬発力勝負になればこの馬の得意とするところ。位置取りが後ろすぎると出番はなさそうですが、イメージとしては、最後の直線で1頭違う脚で上がってきてくれるのではないかと期待しています。



そして、この軸馬・対抗馬の2頭と合わせていきたい穴馬の2頭は、前回のデータ分析で挙げた、内枠に入った馬たちから選んでいきました。

長距離戦ということもあり、枠傾向としては内枠が優勢。この10年連続で、馬番6番以内から最低1頭は好走馬が出てきている流れとなっています。そんな傾向の中、内枠に穴馬が揃ってくれましたので、この枠傾向が続いてくれることに期待したいと思います。

中でも注目したのが、E人気ブログランキング(※マイネルヴンシュでした)とトリコロールブルーの2頭。

長距離適正というところで、ステイゴールド産駒の4頭に注目。どの馬たちもある程度魅力はありますが…
・臨戦過程
・近走内容
・勝利数
など、過去の好走馬と共通した点が多かったのはこの2頭となります。

またその他、母方の血統面からもこの2頭はスタミナ十分のようにも思えますし、近親に重賞好走馬がいるのも心強いですね。

どちらもある程度好位からしっかりと末脚が使えるタイプなので、脚質的にもこのレース向き。近走と同じような位置取りから競馬ができれば、ここもチャンスがあるのではないかと期待しています。



<菊花賞 2017 予想>
◎軸馬:ダンビュライト
◯対抗馬:キセキ
▲穴馬1:E人気ブログランキング
(※マイネルヴンシュでした)
△穴馬2:トリコロールブルー
☆流し:1、4、7、8、10、14、17、18番以外
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