菊花賞のデータ予想です。

今年はダービー馬マカヒキが凱旋門賞に出走したため不在も、皐月賞馬ディーマジェスティ、ダービー2着のサトノダイヤモンドが出走。今春活躍したこの2頭が人気を集める2強状態となっています。

展望でも挙げた通り、今年の2強はディープインパクト産駒で、この菊花賞では0-2-1-16(連対率10.5%、複勝率15.8%)と、未だ未勝利。この傾向が今年も継続すれば、2強ではない馬が勝利するということが一つ考えられますね。

菊花賞 2016 予想

ディープインパクト産駒の傾向を考えれば、今年の2強は勝てないのではないかというところもあるんですが、それでも軸馬、対抗馬は、ディーマジェスティサトノダイヤモンドから入りろうと思います。

1回目の展望でも様々挙げましたが、その他でこの2頭を評価したいと考えたのは…
ダービー、皐月賞で共に3着以内に好走している
という点です。

今週は、神戸新聞杯が芝2400mに変更された過去9年を中心にデータを見ていきましたが、それでは該当馬が少なかったので、過去20年まで遡り、ディーマジェスティ、サトノダイヤモンド同様、ダービーも皐月賞も好走した馬たちを見ていきました。

ダービー、皐月賞、共に好走した該当馬たちの成績は…
5-3-1-5(連対率57.1%、複勝率64.3%)

好走できなかった馬が5頭もいますが、それでも5頭の菊花賞馬を誕生させていています。また、先にも挙げた通り、過去9年での期間で考えれば、該当馬は…
エピファネイア
オルフェーヴル
と、共に菊花賞馬に輝いています。


ディープインパクト産駒という傾向では不安もありますが、皐月賞、ダービーと共に好走するのはなかなかできることではないですし、そんな馬が今年は2頭います。昨年のリアルスティールも非常に惜しい結果でしたので、能力は血統にも勝るというところで、そろそろディープインパクト産駒から菊花賞馬が出てきても良いのではないかと、個人的な希望込み込みとなりますが、どちらかは勝ってくれるとみて期待したい部分がありますね。

位置取りや機動性からはサトノダイヤモンドの方が崩れは少ないとみていますが、末脚のキレはディーマジェスティの方が上だと思いますので、突き抜けるイメージを持ったディーマジェスティを1番手、馬券的に堅そうなサトノダイヤモンドを2番手と評価。



対抗馬2頭目は、レッドエルディスト
こちらは前回の展望、枠の傾向から注目したい1頭となりますね。展望内でも挙げた通り、4枠は2005年を最後に全く好走馬が出てきてません。先週の行われた秋華賞もそんな枠の流れの中で、全く好走馬が出てきていない4枠から秋華賞馬が誕生しましたので、同じ流れを考えれば、4枠というところで注目したい1頭となりますね。

偶然にも神戸新聞杯組の2、3着馬がこの4枠を引き当てましたので、ミッキーロケットと非常に悩みましたが、ミッキーロケットは皐月賞後、休み明け5戦目に対して、レッドエルディストは臨戦過程としてはゆったりとしていますし、父の血統面からもキングカメハメハ産駒よりゼンノロブロイ産駒の方が、長距離向きとだろうと考えました。

前走はサトノダイヤモンド、ミッキーロケットに離される形となりましたが、休み明けの分、本来の末脚が出づらかったのだろうとみています。今回は一叩きされた上積みも見込めるでしょうから、前走よりも一つでも上の着順を期待したいですね。



最後に穴馬は、F人気ブログランキング(※シュペルミエールでした)。
何頭か気になる馬はいましたが、ここは2回目の展望で注目した前走条件組から選んでいました。

実績がない分なんとも言えないところはありますが、それでもこれまで安定した走りを見せているように、相手なりに走れる可能性はありそうですね。また、どのレースも最後の直線はしっかりと追われていますが、最後の脚色が悪くなるということではなく、エンジンのかかりが遅い分スタミナタイプなのではないかという印象を受けましたので、この長距離戦での適性が高いのではないかと考えました。

エンジンのかかりが遅い分、仕掛けどころがカギとなりそうですが、良い枠を取れましたし、有力馬よりも後ろで競馬をすることはないとみていますので、好位からしっかりと脚を溜め、最後の直線、長く良い脚で粘り込みに期待したいと思います。


<菊花賞 2016 予想>
◎軸馬:ディーマジェスティ
◯対抗馬1:サトノダイヤモンド
▲対抗馬2:レッドエルディスト
△穴馬:F人気ブログランキング(※シュペルミエールでした)
☆流し:2、5、9、15、16、18番以外
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