菊花賞のデータ展望です。

枠順、出走馬が確定しました。
馬番 馬名 騎手 過去9年の枠別成績 連対率 複勝率
1 1 カフジプリンス 岩田 康誠 3-1-1-13 22.2% 27.8%
2 ジョルジュサンク 幸 英明
2 3 サトノダイヤモンド C.ルメール 2-2-1-13 22.2% 27.8%
4 シュペルミエール 北村 宏司
3 5 ミライヘノツバサ 藤岡 佑介 1-0-1-16
5.6% 11.1%
6 ディーマジェスティ 蛯名 正義
4 7 レッドエルディスト 四位 洋文 0-0-0-18 0.0% 0.0%
8 ミッキーロケット 和田 竜二
5 9 イモータル F.ヴェロン 1-1-2-14 11.1% 22.2%
10 ウムブルフ 浜中 俊
6 11 レインボーライン 福永 祐一 0-2-2-14 11.1% 22.2%
12 コスモジャーベ 丹内 祐次
7 13 エアスピネル 武 豊 2-2-1-22 14.8% 18.5%
14 アグネスフォルテ 松山 弘平
15 サトノエトワール 池添 謙一
8 16 プロディガルサン 田辺 裕信 0-1-1-25 3.7% 7.4%
17 ジュンヴァルカン M.デムーロ
18 マウントロブソン 川田 将雅

枠順、出走馬、騎手に加えて、過去9年(トライアルレースである神戸新聞杯の距離が変更された2007年以降)の枠別成績(連対率、複勝率)を記載しています。

当日人気が予想される、
カフジプリンスは、1枠1番
サトノダイヤモンドは、2枠3番
ディーマジェスティは、3枠6番
レッドエルディストは、4枠7番
ミッキーロケットは、4枠8番
に入りました。

外枠からも勝利馬、連対馬が出てきていますので、絶対的に内が良いという訳ではありませんが、みな一桁馬番、内、中に固まりました。この菊花賞は芝3000mの長丁場となりますので、ロスなく立ち回れるであろうことを考えれば、人気が予想される有力馬たちはみな良いところを引き当てたように感じますね。あとは前後の位置取りというところで、鞍上の差が出てきそうですね。

菊花賞 2016 データ展望:気になる枠傾向

どの馬たちも内、中というところでは良い枠を引き当てたと思いますが、傾向としては特に気になっているのは…4枠です。

2005年まで遡れば勝利馬も出てきているんですが、冒頭に挙げたよう、この9年は1頭も好走馬が出てきていません。

また、この4枠に入った計18頭の当日人気をみていくと…
1~3番人気:0頭
4、5番人気:3頭
6~9番人気:3頭
10番人気以下:12頭
となっていました。

1~3番人気馬がいないということもあり、単勝オッズ一桁台に支持された馬もいませんでした(最高は単勝オッズ10.3倍)。人気を集めれば必ず好走するということではありませんが、こうみていくと非常に先週の秋華賞と似ている部分が気になりますね。


先週、秋華賞のデータ展望でも挙げたように、枠傾向として4枠からは全く好走馬が出てきおらず、そんな流れの中で、秋華賞馬に輝いたヴィブロスは、4枠7番と、4枠から久しぶりの好走馬が出てきました。


各レース、枠の優劣というのはあると思いますが、長い間好走馬が出てきていない枠、馬番は、いつかは好走馬が出てくるだろうとみていますので、秋華賞はまさに一例になったと考えています。今回の菊花賞も全く同じ考えでいけば、4枠から好走馬が期待できるのではないかというところで、非常に気になる傾向、流れとなりますね。


そんな4枠に入ったのは…
レッドエルディスト
ミッキーロケット

の2頭。

共に、好相性である前走神戸新聞杯組の好走馬で、前走レース別の傾向としても○。個人的にはそこまで注目していた2頭ではないんですが、あとは土曜日の結果を含め、もう少し悩みたいと思います。


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