キーンランドCのデータ展望です。

まずは出走予定馬をみていきます。
馬名性齢負担
重量
騎手
ウキヨノカゼ
牝554.0四位
エポワス
セ756.0柴山
オメガヴェンデッタ
セ456.0横山典
クールホタルビ
牝351.0水口
サクラアドニス
牡756.0
サトノタイガー
牡756.0町田直
スギノエンデバー
牡756.0M・デムーロ 
タガノアザガル
牡354.0
ダンツキャンサー
牝454.0
ティーハーフ
牡557.0国分優
トーホウアマポーラ
牝654.0
ネオウィズダム
牡556.0藤岡康
ファントムロード
セ756.0
ブランダムール
牝654.0四位
ペイシャオブロー
牡353.0井上
ホウライアキコ
牝454.0蛯名
マジンプロスパー
牡856.0北村友
ルチャドルアスール
セ656.0平野
レッドオーヴァル
牝554.0岩田
レンイングランド
牡353.0北村宏
ローブティサージュ
牝555.0三浦
※騎手は予定となります。

以上、20頭が登録されています。

前走函館スプリントステークスで、圧巻の差し切りを見せたティーハーフ。前走UHB賞を勝利したエポワス、3着だったレッドオーヴァル。前走函館日刊スポーツ杯を勝利したオメガヴェンデッタ。そして昨年の覇者ローブティサージュと、このあたりが人気を分けあいそうですね。



さて本日は、このキーンランドカップの一つの傾向から、好走データを取り上げたいと思います。まずは、このキーンランドカップで、注目したいひとつの傾向として、2角の位置取りがあります。

重賞に格上げされた2006年以降、過去9年の中で、2角4番手以内につけた馬の成績は…
・2角4番手以内
7-5-4-35(連対率23.5%、複勝率31.4%)

全体の成績はまずまずですが、過去9年の中で7勝と、ほとんどの勝利馬は前につけていたことが分かります。昨年は、4角の位置取りが後ろだった差し、追込馬が連対し、今後はこの傾向が使えなくなるのではと少し心配しましたが、それでも3着には4角2番手につけていた馬が好走してくれました。もちろん当日の馬場やペースによって今後崩れることも考えられますが、コース形態としては先行脚質の馬が狙いやすいというひとつの傾向となっています。


ここから、もう少し掘り下げていきます。
上記は2角4番手以内でしたが、もう少し前につけた該当馬だけに絞り込むと…
・2角2番手以内
6-2-3-13(連対率33.3%、複勝率45.8%)
と、もう一段階、数字が上がります。

さらに、ここから当日5番人気以内の該当馬のみに絞り込むと…
・2角2番手以内
・当日5番人気以内

6-2-3-3(連対率57.1%、複勝率78.6%)
となります。

以上のように、このキーンランドカップは、当日人気の先行馬が好走しやすいという、一つの傾向となっています。また2角4番手以内、2番手以内の全成績を比較するとわかるように、より前につけていた馬の方が好走しやすいという全体の成績となっています。さらに、重賞に格上げされた2006年以降、毎年最低1頭以上、2角2番手以内につけた馬が好走していますので、この傾向が途切れるまでは、ここから入るのがひとつ、賢明かと考えています。


当日の人気はまだまだ読めないところがありますが、近走内容や前走の結果からは…
エポワス
オメガヴェンデッタ

の2頭が、当日人気の先行馬になるのではないかと考えています。パッと見ではどちらかが軸馬候補かと。

ただ、この2頭は差しに回る可能性もありますので、脚質面で、確実に前につけてくるだろうというところでは…
B人気ブログランキング(※ルチャルドアスールでしたが、出走叶わず…)
に注目したいですね。

他の馬たちとのバランスもありますので、おそらく当日上位人気には入れないと思うので、その分、期待はできないですが、脚質面からは面白いのではないかと、穴馬候補の1頭と考えています。

新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。