ジャパンカップのデータ分析です。

まずは出走予定馬から。
馬名性齢負担
重量
騎手
アイダホ
牡457.0R.ムーア
イキートス
牡557.0ポルク
キタサンブラック
牡557.0武豊
ギニョール
牡557.0D.ミナリク
サウンズオブアース
牡657.0田辺
サトノクラウン
牡557.0M.デムーロ
シャケトラ
牡457.0福永祐一
シュヴァルグラン
牡557.0ボウマン
ソウルスターリング
牝353.0C.デムーロ
タンタアレグリア
牡557.0蛯名
ディサイファ
牡857.0柴山雄一
トーセンバジル
牡557.0
ブームタイム
牡657.0C.パリッシュ
マカヒキ
牡457.0内田博幸
ヤマカツエース
牡557.0池添謙一
ラストインパクト
牡757.0
レイデオロ
牡355.0C.ルメール
レインボーライン
牡457.0岩田康誠
ワンアンドオンリー
牡657.0横山典弘
※騎手は想定となります。

海外馬4頭を含む、計19頭が登録。

フルゲート18頭立てで、先日タンタアレグリアが回避を発表しましたので、その他全馬が出走可能となります。

ジャパンカップ 2017 予想オッズと上位馬短評

続いて、netkeibaさんの予想オッズです。
人気馬名予想オッズ
1キタサンブラック2.2
2レイデオロ2.9
3サトノクラウン6.8
4シュヴァルグラン9.5
5ソウルスターリング11.5
6マカヒキ12.8
7シャケトラ34.6
8レインボーライン35.4
9サウンズオブアース44.9
10アイダホ56.3
11ヤマカツエース80.7
12トーセンバジル91.4
13ギニョール101.8
14イキートス115.8
15ラストインパクト342.8
16ワンアンドオンリー356.9
17ブームタイム704.1
18ディサイファ723.7


予想オッズの1番人気は、キタサンブラック
前走天皇賞秋は出遅れ+不良馬場という中、武豊騎手の好騎乗もありましたが、終わってみればこれまで通りの強い内容。
今回は一度使われた上積みも見込めるでしょうから、前走不良馬場の負担が大きく残っていなければ、連覇達成含め、十分上位の可能性があるとみています。

また前走天皇賞・秋組は【6-6-7-43】(連対率19.4%、複勝率30.6%)で、好走馬の約6割を占める好相性の組。中でも前走天皇賞・秋組の当日1番人気馬は【2-2-2-1】(連対率57.1%、複勝率85.7%)で、着外の1頭も4着という好走傾向。臨戦過程としても後押しデータがありますので、1番人気は濃厚でしょうが中心の1頭になると考えています。



予想オッズの2番人気は、レイデオロ
今年のダービー馬で、秋初戦となった神戸新聞杯を快勝。菊花賞を早々にパスしての参戦となりますので、この馬の臨戦過程としては非常に良い印象を受けますね。

前走神戸新聞杯組は、2010年8着(5番人気)だったエイシンフラッシュしか該当馬いませんので、データとしてはなんとも言えないところがありますが、以下の好走データに該当しています。

・前走1番人気
・前走1着

この2点を満たした該当馬は→【2-1-3-2】(連対率37.5%、複勝率75.0%)の好走傾向。

このデータはキタサンブラックも該当していますので、データの率からは考えれば、2頭共に好走となっても不思議はなさそうですね。こちらもキタサンブラック同様、中心に考えたい1頭とみています。



予想オッズの3番人気は、サトノクラウン
近走は実績ある重馬場の恩恵があったとはいえ、前々走は宝塚記念を快勝し国内G1初制覇。前走は唯一キタサンブラックと接戦を演じ、引き続き力を示した内容でした。またダービー3着、初のG1制覇となった香港ヴァーズと、距離の実績も申し分ありません。

前走天皇賞・秋組という臨戦過程も良いので、ここでも引き続きを期待したいところはありますが、やはり馬場との兼ね合いは気になるところ。天気予報からは当日は良馬場になりそうなので、その中でも上がりがかかる馬場となるのか、前日の馬場を見てからの判断となりそうですね。



予想オッズの4番人気は、シュヴァルグラン
前走の京都大賞典は内をついた連対馬に対し、外々を回る走りから僅差の3着。負けて強しの内容だったと思います。今回は一叩きされ良化も見込めるでしょうから、さらに良い走りを期待できそうですね。

ただ少し心配なのは、前走京都大賞典組。この10年では【1-1-0-11】(連対率、複勝率ともに15.4%)で、好走馬の2頭は昨年の連対馬キタサンブラックとサウンドオブアース。昨年まではほぼ好走馬がゼロだった前走組となりますので、データとしては少し不安が残る臨戦過程とみています。

もちろん馬自身は評価したいので、現時点では相手までと考えています。


以上が、予想オッズの一桁台、上位4頭となります。




どの馬たちもそれなりに評価したいところはありますが、やはり今年は前走天皇賞秋組が中心とみています。
昨年は2頭しか該当馬がいなかったということもあり、好走馬が途切れる形となりましたが、それまでは毎年のように好走馬が出ていた好相性の組。今年は多数該当馬がいますし、上位馬がそのまま出走予定となりますので、ここを中心に組み立ていこうかなと考えています。


ということで、予想オッズの上位馬たちの中では、キタサンブラックが最上位評価。
先述通り、前走1番人気1着馬の好走データに該当。また当日1番人気を満たせれば4着以内が続いている傾向にも該当と、データの後押しも十分ありますので、現時点での軸馬候補とみています。



最後に、このキタサンブラックと合わせて狙ってみたい1頭を挙げたいと思います。
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(※マカヒキでした)
です。

近走は結果がついてきていませんが、どのレースも位置取りと展開が噛み合わない厳しい競馬となり、言い訳できる敗戦だったとみています。もちろん、今回も噛み合わない可能性はあるんですが、噛み合えば十分上位争いに加われる力はあると思いますので、穴馬候補の1頭として注目しています。


応援の方、よろしくお願い致します。