平安ステークスの展望です。

まずは出走予定馬から。
馬名性齢負担
重量
騎手
アスカノロマン
牡657.0和田
アメリカンウィナー
牡856.0
エルマンボ
牡756.0岩田
カゼノコ
牡658.0太宰
クリソライト
牡758.0武豊
クリノスターオー
牡756.0
グレイトパール
牡456.0川田
グレンツェント
牡458.0C.ルメール
ケイティブレイブ
牡458.0福永
コパノチャーリー
牡556.0
タガノエスプレッソ
牡556.0北村友
タガノゴールド
牡656.0
ドリームキラリ
牡556.0
ピオネロ
牡656.0石橋
マイネルクロップ
牡756.0岡部
マイネルバイカ
牡856.0
メイショウイチオシ
牡656.0
メイショウウタゲ
牡656.0
メイショウヒコボシ
牡656.0
ヨヨギマック
牡656.0酒井
ラストインパクト
牡757.0四位
リーゼントロック
牡656.0中谷
ロワジャルダン
牡656.0浜中
ロンドンタウン
牡457.0松山
※騎手は想定です。

以上、24頭が登録されています。

フルゲート16頭立てで…
アメリカンウィナー
エルマンボ
カゼノコ
タガノゴールド
メイショウイチオシ
メイショウウタゲ
メイショウヒコボシ
ヨヨギマック
の8頭が、除外対象となります。

平安ステークス 2017 予想オッズと上位馬考察

続いてnetkeibaさんの予想オッズと、上位馬たちをみていきます。
人気馬名予想オッズ
1グレンツェント2.7
2グレイトパール3.8
3アスカノロマン6.6
4ケイティブレイブ7.7
5クリソライト9.8
6ロンドンタウン9.8
7ロワジャルダン16.7
8ピオネロ22.9
9クリノスターオー23.6
10タガノエスプレッソ48.5
11リーゼントロック60.2
12カゼノコ76.6
13ラストインパクト83.8
14ヨヨギマック147.4
15タガノゴールド219.7
16コパノチャーリー291.1
※上位16頭までを記載



※以下で挙げるデータは、同時期・同舞台で行われた2012年~2010年の東海ステークス、時期・距離が変更された2013年以降の平安ステークスを加えた、過去7年分です。

1番人気予想:グレンツェント

父:ネオユニヴァース(サンデーサイレンス系)、母父:Kingmambo(ミスプロ系)

前走2017/04/15
アンタレスS(G3)1番人気9着阪神 芝1800m
前々走2017/01/22
東海S(G2)1番人気1着中京 芝1800m
3走前2016/12/24
師走S(OP)1番人気1着中山 芝1800m

前走アンタレスステークス組は【5-5-2-29】(連対率24.4%、複勝率29.3%)。過去7年で5勝5連対、この平安ステークスの最大のステップレースとなっています。

この前走アンタレスステークス組を当日人気別で分けていくと、以下の通り。
・当日5番人気以内
4-3-2-11】(連対率35.0%、複勝率45.0%)

・当日6番人気以内
1-2-0-18】(連対率、複勝率14.3%)

下位人気馬の好走もたまにはありますが、好走馬の大半は当日5番人気以内となっています。

前走ではダート戦で初めて着外に敗れる結果となりましたが、斤量58.0kg、初の阪神舞台、ペースが上がらない中での後方からの競馬と、言い訳できる点はいくつかあったと思います。今回も斤量こそ変わりませんが、好走実績がある京都舞台に変わるのはプラス。しっかりと立て直しができれば、巻き返しは十分あるとみています。


2番人気予想:グレイトパール

父:キングカメハメハ(ミスプロ系)、母父:デヒア(ヴァイスリージェント系)

前走2017/03/11
仁川S(OP)1番人気1着阪神 芝2000m
前々走2017/01/05
初夢S(1600万下)1番人気1着京都 芝1900m
3走前2016/11/27
3歳上1000万下1番人気1着京都 芝1900m

前走仁川ステークス組は、この7年で該当馬は1頭のみ。大きな括りとして、前走オープン組でみていくと【1-1-1-22】(連対率8.0%、複勝率12.0%)。一見すると良い傾向ではありませんが、好走馬の3頭は比較的人気になった馬たちで…

・当日6番人気以内(または単勝オッズ20.0倍未満)
※どちらの要素から絞り込んでも同じ数字になります。
1-1-1-3】(連対率33.3%、複勝率50.0%)

と、ある程度人気になった馬のみ絞り込むと、2頭に1頭が好走している傾向となります。

これまでダート戦は4戦無敗。内3勝はこの平安ステークスと同舞台で上げたものとなりますので、適正は申し分なし。今回重賞初挑戦ということで相手との力関係では不安が残りますが、それよりも期待したい1頭とみています。


3番人気予想:アスカノロマン

父:アグネスデジタル(ミスプロ系)、母父:タバスコキャット(ストームバード系)

前走2017/04/15
アンタレスS(G3)4番人気5着阪神 芝1800m
前々走2017/03/26
マーチS(G3)4番人気5着中山 芝1800m
3走前2017/02/19
フェブラリーS(G1)9番人気15着東京 芝1600m

こちらもグレンチェント同様、前走アンタレスステークス組の1頭。

昨年は斤量58.0kgの中、自らのペースで逃げ切り勝ちを収めていますので、当然注意したいところはありますね。ただ、気性面や折り合いを欠くところがありますので、その点は不安要素。またピークは昨年だったと思いますので、現時点では連覇のイメージはなく、評価できても3番手までと考えています。


4番人気予想:ケイティブレイブ

父:アドマイヤマックス(サンデーサイレンス系)、母父:サクラローレル(ブラッシンググルーム系)

前走2017/03/30
名古屋大賞典(G3)3番人気1着名古屋 芝2000m
前々走2017/02/19
フェブラリーS(G1)11番人気6着東京 芝2000m
3走前2017/02/01
川崎記念(G1)2番人気5着川崎 芝2000m

前走名古屋大賞典組は該当馬がなし。前走G3組(アンタレスステークスを除く)で見ていくと、【0-1-2-8】(連対率9.1%、複勝率27.3%)。率としてはそこまで大きな差はありませんが、同じ前走G3組ということでみれば、やはり前走アンタレスステークス組の方が魅力に感じますね。

臨戦過程からは若干の不安が残るものの、これまでダート戦は、前々走のフェブラリーステークス6着以外、全て掲示板内という安定感がありますので、堅実さは評価したいですね。また控える競馬もでき、逃げることもできるという脚質にも魅力を感じますので、現時点では相手に買いたい1頭と考えています。


以上が、予想オッズの上位4頭となります。


今回みていった4頭の中で、最も注目しているのは、グレイトパールです。
ダート重賞初挑戦組は、【0-1-1-14】(連対率6.3%、複勝率12.5%)という成績なので、傾向としては狙いづらいところがあるんですが、この組の16頭は全馬、当日6番人気以下となっていました。当日人気馬が1頭もいなかったということを考えれば、傾向に反して好走を期待できるのではないかと考えています。

またダート戦では未だ無敗を維持していますので、崩れるまでは追っていきたいというところで、現時点での軸馬候補と考えています。



最後に、人気がなさそうな中で、気になっている1頭を。
B人気ブログランキング
(※ロワジャルダンでした)
です。

距離には若干の不安はあるもの、京都舞台自体は合っていると思いますので、予想オッズの人気くらいに留まってくれるので、狙ってみたい穴馬候補と考えています。


応援の方、よろしくお願い致します。