函館記念の予想です。

本日の最終レース、臥牛山特別(この函館記念と同じ芝2000m)は、勝ち時計が2:00.2でした。500万下でこのタイムが出ていましたので、明日、午前中は雨予報となっていますが、ある程度馬場がきれいな状態で保たれていれば、昨年と同様、2分を切るような勝ち時計が出てくるのではないでしょうか。

過去10年(2009年札幌開催を除く)の中で、勝ちタイムが2分を切ったのは、2015年、2013年、2010年の3回。この3年の連対馬は4、5歳馬から出ており、6歳馬は3着まで。7歳以上に至っては好走馬が出ていないという結果となっていました。比較的高齢馬も走るこの函館記念ではありますが、勝ち時計が2分を切ればそうはならない傾向となっていますので、今年は2分を切るという想定のもと、4、5歳馬を中心に組み立てて勝負したいと思います。ではまず軸馬から。

函館記念 2016 予想

軸馬は、バイガエシ
ここは一週間前から気持ち変わらずの1頭。前走条件戦となりますので、臨戦過程の傾向としてはあまり褒められるものではありませんが、今年に入ってからの3戦は安定して勝ち負けになっていますし、3歳時と比べても成長を感じられる内容に映っています。前走は1000万下ではありましたが、2着馬に0.8秒差をつけて完勝を収めていますので、一気の相手強化となりますが、勢いでここも通過してほしいですね。

この舞台、脚質的などを考えれば、差し届かないのでは…という不安もあるんですが、出走馬唯一の4歳馬となりますし、これからの馬だと思いますので、期待も込めた上で1番手評価としました。



対抗馬は、C人気ブログランキング(※マイネルフロストでした)。
近走の内容からは少し物足りないところもありますが、実績というところでは侮れない1頭でしょう。近走は、スタート直後、馬のやる気がなかったのか、出たなりに勝負に出たのか、結果として後方から捲くるような競馬をしていますが、これまでの走りからはそんな馬ではないですよね。今回は主戦の騎手に乗り替わりとなりますので、これまで通り、本来の走りができれば、十分上位争いに加われるだけの力はあるとみています。



穴馬2頭は合わせて。ツクバアズマオーフェイマスエンドです。
出走馬中、約半数を占める前走巴賞組の2頭。私としては2年前も、昨年も注目していた組なんですが、ここ2年は掲示板までは健闘した馬はいるものの、馬券内の好走馬が出てきません。。。今年の出走数などを考えれば、さすがに今年は絡んでくる馬がでてくるだろうと思っていますので、3度目の正直ということも含め、この組から再度狙ってみたいと思います。

前走巴賞組といえば、勝利馬レッドレイヴンがいるんですが、1回目の展望でも挙げたように、このレッドレイヴンは、前走から距離延長時は、0-0-0-6と結果を残せていません。前走の勝ちっぷりは良かったものの、この傾向は気になるところですし、個人的にも距離を伸ばすよりかはマイルあたりを走ってほしいと思っている馬なので、その他の馬たちというところで、この2頭に注目したいと思います。

ツクバアズマオーは、前回の展望で注目した1頭で、前走上がり3Fタイム2位というところで、傾向的にはおさえておきたいですね。条件戦は安定した成績を残していますし、中団からの競馬も板についていますので、大崩なく上位に加わってくそう。

フェイマスエンドは、前走の走りからは少し物足りない印象もありますが、前走の敗因は位置取りも大きかったように映っています。それまでは結構好位をつけていましたが、前走時は枠の影響もあってか中団からとなりましたので、今回ある程度積極的な競馬ができれば、前走よりかはひとつでも上の着順を狙えるのはないかと考えました。

2頭ともに、前走時から斤量が軽くなりますし、これまでの走りからは距離延長もプラスに働くと思いますので、相手は強化されますが、引き続き、上位に加わってくれることを期待したいですね。



<函館記念 2016 予想>
◎軸馬:バイガエシ
◯対抗馬:C人気ブログランキング(※マイネルフロストでした)
▲穴馬1:ツクバアズマオー
△穴馬2:フェイマスエンド
☆流し:1、2、9、13、15、16番以外
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