府中牝馬ステークスのデータ展望です。

本日は、毎年出走馬が多数、今年最多数となる5歳馬について、気になる傾向がありましたので、その部分をみていきたいと思います。

まずは、各年齢別の全体成績から。データは過去10年です。
■3歳
0-0-2-1(連対率0.0%、複勝率66.7%)

■4歳
6-4-5-50(連対率15.4%、複勝率23.1%)

■5歳
4-5-2-54(連対率13.8%、複勝率16.9%)

■6歳
0-1-1-17(連対率5.3%、複勝率10.5%)

■7歳最上
0-0-0-9(好走馬ナシ)

となっています。

この府中牝馬ステークスは、4、5歳馬が毎年のように大半を占めていますので、そこに好走馬が集中しているという形になりますね。4歳馬が最も好成績となりますが、今年はレッドリヴェールの1頭しか該当馬がいませんので、過去の傾向に則るのであれば、今年の中心は5歳ということがひとつ考えられますね。



そんな5歳馬の気になるデータは以下の通りです。
■全体成績
4-5-2-54(連対率13.8%、複勝率16.9%)

■注目したい好走データ
・前走5番人気以内
・前走重賞またはオープンに出走
・関西馬


以上、3点を満たした該当馬は→3-5-2-7(連対率47.1%、複勝率58.8%)

全体成績と比較していただければ分かるように、5歳馬の好走馬はほとんど上記3点を満たしていました。全体成績から関東馬のみで絞り込んでも、1-0-0-23ですから、ただ該当馬が少ないということでもないんですよね。

そんな中、唯一、上記の3点を満たさず好走できたのは、2013年の勝利馬ホエールキャプチャ。ホエールキャプチャは関東馬で、前走札幌記念で9番人気と、前走人気、所属の点が満たせていませんでした。


他の重賞レースなどでは、該当馬が多い組というのは、もっと小分けに見ていかないと、傾向というのはつかめにくいものなんですが、ここまではっきりと出ているのは珍しいなと。しかも今年は5歳馬が多数いますので、この傾向が続いてくれるのか、はたまは傾向を破ってくる馬がいるのか、特に気になっている傾向となりますね。



今年の出走馬の中で5歳馬なのは…
イリュミナンス
カフェブリリアント
カレンケカリーナ
ケイティバローズ
シャトーブランシュ
スイートサルサ
スマートレイアー
トーセンソレイユ
ノボリディアーナ
ミナレット
メイショウマンボ
リメインサイレント
の12頭。

この12頭の中で、先に挙げた好走データに該当しているのは…
スマートレイアー
メイショウマンボ
ノボリディアーナ
D人気ブログランキング(※イリュミナンスでした)
の4頭。

注目したい理由がここなんですよね。そうなんです、一気に絞り込めてしまうんです(●´ω`●)。。。

今年は例年に比べて5歳馬が圧倒的に多い年となります。また先に挙げた好走条件の一つのある前走重賞またはオープン組以外の馬たちも、過去には4着まで健闘した馬がいますので、傾向が崩れるなら、今年という見方もできます。ただ、ここまではっきりと傾向が出ていますので、やはりこのデータがどこまで続くのかというところでも、期待したくなるところがありますね(*´∇`*)。


今回挙げたデータの数字上は、傾向を満たした該当馬4頭の中から、最低1頭、もしくは2頭の好走馬が期待できるのではないかなと考えています。また予想オッズの通りとなれば、この4頭の中で当日人気になるのはスマートレイアーくらいでしょうから、スマートレイアーは軸として、他3頭は穴馬として組み立てていくのも一つかなと、いくつか期待が膨らんできますね。

以上、過去10年、注目したい5歳馬の傾向でした。

新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。