フェブラリーステークスのデータ展望です。

今週はG1、フェブラリーステークスです。他にも3つの重賞レースと、ブロガー泣かせの週となりますが、その分楽しみも増えますので、今週もよろしくお願い致します。

それでは、まずは出走予定馬を見ていきます。
馬名性齢負担
重量
騎手
アスカノロマン
牡557.0太宰
グレープブランデー
牡857.0ヴェロン
コーリンベリー
牝555.0松山
コパノリッキー
牡657.0武豊
ゴールデンバローズ
牡457.0
サージェントバッジ
牡457.0
サノイチ
牡557.0勝浦
スーサンジョイ
牡457.0和田
タガノトネール
セ657.0
ノンコノユメ
牡457.0ルメール
パッションダンス
牡857.0三浦
プロトコル
牡557.0
ベストウォーリア
牡657.0戸崎
ホッコータルマエ
牡757.0
ホワイトフーガ
牝455.0大野
マルカフリート
牡1057.0石橋脩
モーニン
牡457.0M.デムーロ
モンドクラッセ
牡557.0田辺
ローマンレジェンド
牡857.0内田
ロワジャルダン
牡557.0
※騎手は予定となります。

以上、20頭が登録されています。
除外対象は…
サノイチ
サージェントバッジ
ゴールデンバローズ
プロトコル

の4頭。

またホッコータルマエは、ドバイに直行というニュースも出ており、現時点ではなんとも言えないですが、もしかすると回避になるかもしれないですね。


続いて、予想オッズです。
人気馬名予想オッズ
1ノンコノユメ1.9
2コパノリッキー4.2
3ホッコータルマエ4.8
4モーニン6.8
5ベストウォーリア7.2
6ホワイトフーガ19.0
7ロワジャルダン20.2
8アスカノロマン25.1
9グレープブランデー26.9
10スーサンジョイ46.1
※上位10頭を記載。

1番人気予想は、ノンコノユメ
重賞初挑戦となったユニコーンステークスから重賞3連勝。前走初の古馬混合G1、チャンピオンズカップでも2着と、勢いに乗る4歳馬。前走チャンピオンズカップでは上り3Fタイム2位でしたが、それまで全てのレースで最速上がりと、確実に伸びてくる印象がありますね。
同舞台で行われた武蔵野ステークスは、ペース的に先行馬が有利な中での差し切り勝ち、強い内容だったと思います。あの走りを見ると、ここも期待したいところではありますが、前走チャンピオンズカップは、展開の恩恵が大きかったと思います。確実に飛んできてくれる脚はありますが、前走とは逆の展開になった時にどうなるかですね。


2番人気予想は、コパノリッキー
3走前JBCクラシック競走で、G1、5勝を納めましたが、その後の2戦は、チャンピオンズカップ7着、東京大賞典4着と、調子が上がってきていません。チャンピオンズカップはペース的に言い訳できる内容だったと思いますが、前走は少々敗れすぎですね。G1馬になっ てから2戦連続で凡走したことはないので、次こそはと期待していますが、少し不安もあります。
また今年はフェブラリーステークスの3連覇がかかる年となります。過去連覇を果たしている舞台ということを考えれば、ここは巻き返しが期待できるとも考えられます。ただ、同一G1レースの3連覇はなかなか達成できるものではありませんので、気持ち的には偉業達成を見たい、買いたい気持ちもありますが、近走内容からは凡走となってもなんら不思議ではないなと。またホッコータルマエが回避となれば、少しは楽にレースができそうな気もしますので、現時点では一番悩ましい1頭となりますね。


3番人気予想は、ホッコータルマエ。※回避になる可能性もありますが一応記載しておきます。
東京大賞典競走、チャンピオンズC、JBCクラシック競走 と、ここ数戦は足踏みが続いていましたが、前走川崎記念を勝利。3連覇という快挙と共に、史上初となるG1 10勝目を収めました。川崎記念は、メンバー的に劣るところもありましたが、近4戦のG1レース、全てで馬券に絡んでいるサウンドトゥルーが2着だったと いうことを考えれば、本来の力が出た内容だったのではないでしょうか。
マイル戦も含め、実績は最上位となりますので、評価を落とすところはあまりありませんが、個人的に気になっているのは、当日の馬場状態。特に個人的に気になるのは、上りがかかるかかからないかです。近走の内容からすると、上がり が速くなると脆さが出てくる印象を受けていますので、前日、当日の馬場状態で、評価を変えていこうと考えています。


4番人気予想は、モーニン
デビューからこれまで5-0-1-0と、まだ馬券外はなく、安定して走れています。唯一、3着だったのが、このフェブラリーステークスと同じ舞台である武蔵野ステークス。そういったところからは不安は残りますが、この武蔵野ステークス時は、レースを使われ馬体が減り続けていましたので、臨戦過程としては今回は良さそうな印象。
ただ、過去10年、根岸ステークス組の1着馬は、0-1-2-5(連対率12.5%、複勝率37.5%)と、勝ち馬は出てきていませんし、そこまで良い印象はありません。安定感というところでは非常に魅力を感じますので、データ通り、アタマには届かなくとも、2、3着までならチャンスがありそうかと。


5番人気予想は、ベストウォーリア
2014年のフェブラリーステークスでは13着も、昨年は3着と好走。昨年秋は、JBCスプリント競走3着、マイルチャンピオンシップ(盛岡)1着と、着々と実績を積み重ねています。
少し間隔があいていますが、鉄砲が効くタイプですし、得意のマイルに戻る部分はプラスに働きそう。今週の動きが気になるところですね。力的には中央のG1ではワンパンチ足りない印象がありますが、昨年よりも人気が下がる様であれば、妙味はありそうかと。

以上が、予想オッズの上位5頭となります。


この中で最も注目しているのは、モーニンです。
正直言うと、どの馬もそこまで突き出て買いたい馬がいないというのが現時点での評価となります。

先にも挙げましたが、ノンコノユメは安定して走れていますが、前走は明らかに展開が向いた印象で、武蔵野ステークスは強い内容だったものの、スローペースになった場合、このメンバー相手に差し切れるかは分からないなと。
コパノリッキーは同型馬が多くなりそうで、ホッコータルマエも出走となれば脆さがでてきそう。ベストウォーリアは、舞台替わり、休み明けがプラスの印象も、ワンパンチ力が足りない印象ですし、前走1200mを使ったことがデータ的にはマイナス。

そんな中、モーニンも前走の方が条件は良かったと思いますが、叩き2走目は良く走っていますし、、この馬よりも前にいく馬が多そうなので、その少し後ろで、しっかりと脚を溜めれれば、ペースに関係なく、大崩れが一番なさそうな1頭だとみています。そういったところで、現時点では軸馬候補の1頭と考えています。



最後に、その他で、気になる穴馬候補を。A人気ブログランキング(※ロワジャルダンでした)。
当日は人気になりそうな1頭なので、穴馬というところでもないですが、前走レースとの相性が良いというところでは気になりますね。また前走は展開的に厳しいところがありました。今回は初の条件ながらも、これまでの走りからはプラスに働くとみていますので、そこまで人気にならないことを願いたい穴馬候補の1頭とみています。

新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。