遅くなりましたが、ファンタジーステークスの予想です。

今年は、前回の展望で注目した、前走上がり3Fタイム別のデータを中心に勝負したいと思います。

まずは、おさらいとして前回挙げたデータを挙げていきます。
※データは過去10年分です。

■前走上がり3Fタイム1位3-3-2-28
・当日5番人気以内
2-2-1-14(連対率21.1%、複勝率26.3%)

・当日6番人気以下
1-1-1-14(連対率11.8%、複勝率17.6%)


■前走上がり3Fタイム2位1-3-6-21
・当日5番人気以内
1-3-6-7(連対率23.5%、複勝率58.8%)

・当日6番人気以下
0-0-0-14


■前走上がり3Fタイム3位2-1-0-22
・当日5番人気以内
2-1-0-3(連対率、複勝率ともに50.0%)

・当日6番人気以下
0-0-0-19

以上のように、前走1位の組は、傾向が読みづらいところがありましたが、前走2、3位は、「当日5番人気以内」、「当日6番人気以下」ではっきりとした傾向が出ていました。

ファンタジーステークス 2016 予想

軸馬は、ミスエルテ
冒頭に挙げたデータでは、前走上がり3Fタイム2位に該当しています。同様のデータには、ディアドラも該当していますが、前走はほぼほぼ馬なり、持ったままでの完勝となりましたので、ミスエルテの方により魅力を感じますね。

前走は、まだまだ幼さが残る走りには映りましたが、それでも楽な手応え、本気で走っていない中、完勝しましたので、能力の高さというところで、ここも引き続きを期待したいと思います。


対抗馬1頭目は、ドロウアカード
こちらは前走上がり3Fタイム3位の好走データの該当馬。前々走で10着と大敗している成績としては、少々物足りないところもありますが、位置取りが後方過ぎたことを考えれば、言い訳できる敗戦だったと思います。

この馬で特に評価したいのは新馬戦で、中団の位置取りから上がり2位の脚で2着を確保しました。この時の勝利馬は後に中京2歳ステークスを勝利したディーパワンサとなりますので、未勝利上がりながらも能力はここでも足りていると思います。

これまでハナを取ったり、後方から追い込んだりと、脚質は定まりませんが、様々試したことでどのあたりが良いかはある程度つかめてきたと思いますので、ここは手堅く上位争いに加わってくれるとみています。



対抗馬2頭目は、ヤマカツグレース。
こちらは前走上がり3Fタイム1位の該当馬。データとしては傾向が読みづらいというところもありますが、前走1位の該当馬は、ここ3年連続で掲示板止まりとなっていますので、そろそろ好走馬が出てきてくれるのではないかというところで期待したい組と考えています。

前走はこのファンタジーステークスと同じ舞台であるりんどう賞で2着と好走。前走りんどう賞組は1-3-1-25(連対率13.3%、複勝率16.7%)で、そこまで数字としては良くない組となりますが好走馬4頭には共通している点が多くあり、その点から絞り込んでいくと、以下のデータとなります。

絞り込み要素は…
・前走2着以内
・前走3番人気以内
・単勝オッズ20.0倍未満

の3点。

この3点を満たした該当馬は→1-3-1-5(連対率40.0%、複勝率50.0%)、となります。

ここ2年連続で2着馬が出てきていますので、そろそろ崩れそうなところは心配ながらも、データの該当馬というところでは外せない1頭とみています。



最後に穴馬は、I人気ブログランキング(※クールファンタジーでした)。
こちらもヤマカツグレース同様、前走上がり3Fタイム1位の該当馬。人気になっていない分、データとしては不安もありますが、冒頭に挙げたように、前走2位、3位とは違い、前走1位の組は当日人気がなくても好走馬がでてきています。ヤマカツグレースのところで挙げた通り、今年は前走1位の該当馬が1頭は馬券に絡んでくれるとみていますので、ヤマカツグレースの好走がなければここがカバーしてくるのではないかというところで、注目したい1頭と考えています。

この馬自身能力が足りない可能性も考えれますが、これまで安定した走り、また上がりの脚を使えている部分は評価できると思います。また、近走脚質を変えたことで、より安定感が増してきたように思いますので、ここも手堅い走りを期待したいと思います。


<ファンタジーステークス 2016 予想>
◎軸馬:ミスエルテ
◯対抗馬1:ドロウアカード
▲対抗馬2:ヤマカツグレース
△穴馬:I人気ブログランキング(※クールファンタジーでした)
☆流し:3、6、7、9、12番以外
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