オールカマーデータ展望です。

出走馬が決まりした。本日は、さ~と見渡した中で今年はここではないかと考えている、5歳馬について見ていきたいと思います。

まずは、過去10年(新潟開催を含む)、5歳の全体成績から。
■5歳馬(全体成績)
2-6-3-33(連対率18.2%、複勝率25.0%)

ここから、前走レースの結果をもとに、ざっくりと傾向を見ていきたいと思います。まずは2つの組に分けていきました。
・前走5着以内
1-5-3-17(連対率23.1%、複勝率34.6%)

・前走6着以下
1-1-0-16(連対率、複勝率11.1%)

前走掲示板に乗れているかいないかが、1つの線引ラインと見ています。

ここから各組の好走馬に共通した部分から、少しだけ絞り込んでいきたいと思います。以下の通りです。
・前走5着以内
・前走重賞またはオープンに出走

1-5-3-12(連対率28.6%、複勝率42.9%)

・前走6着以下
・前走5番人気以内
・前走オープン、ダート、ジャンプ戦を除く

1-1-0-4(連対率、複勝率33.3%)


前走5着以内の中でも、前走条件戦だった馬たちからは好走馬が出てきていません。また前走6着以下だった中では、前走人気している馬であればチャンスが出てくるということが言えますね。ただ、前走6着以下から好走した2頭を見てみると…
2013年9番人気1着:ヴェルデグリーン
2012年4番人気2着:ダイワファルコン
共に、ジャングルポケット産駒という共通点がありました。このオールカマーで好走が目立つグレイソヴリン系となりますので、この傾向を考えると、血統背景もしっかりしていないと好走は厳しいという考えられるのではないでしょうか。



以上を踏まえて、今年の5歳馬はというと…
・前走5着以内
セキショウ
タマモベストプレイ
マイネルミラノ
レッドレイヴン
ロゴタイプ


・前走6着以下
サトノノブレス
以上6頭。

サトノノブレスは、5歳馬の中で、唯一の前走6着以下。前走1番人気というところで、前走の結果からは少し可能性が残っており、また母父がグレイソヴリン系なので、過去の好走馬2頭に通じるとこはなくもないんですが、いかんせん間隔が開き過ぎかなと。また中山が開催された9月以降、ディープインパクト産駒は、走ったり走らなかったりと、馬場との相性が読みづらいところがありますね。レース前日にディープインパクト産駒が走っているような偏りがあれば、魅力を感じますが、現状では厳しいという印象。

また前走5着以内の中でも、セキショウは先にも挙げた通り、前走1600万下というところがネック。傾向的には手が出しづらいですね。

となれば、残るは4頭。出走馬の中で5歳馬が最も該当馬が多いので、単純に考えれば、この中から、最低1頭、もしくは2頭、好走馬が出てきてくれないかなと考えています。


中でも、特に注目しているのは…
ロゴタイプ

E人気ブログランキング
(※レッドレイヴンでした)
の2頭。

ロゴタイプは、2200mは少し長い印象がありますが、相性の良いM.デムーロ騎手ですし、中山は全て3着以内の得意の舞台となりますので、1ハロンほど長くとも、誤魔化せるだけの材料は揃っていると思います。アタマはなくとも2、3着に走ってくれそうかと。

またE人気ブログランキング(※レッドレイヴンでした)は、一見、この舞台じゃない感があるんですが、これまでの成績を見る限りでは、適性がない訳ではありませんので、当日の人気次第ではありますが、現時点での穴馬候補の1頭と考えています。

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