函館スプリントSの展望です。
枠順が決定しました。

本日は、この枠順についての傾向を見て行きたいと思います。
まずは、先週、同じ舞台で行われたレースでも、偏りが出ていましたので、その部分を見ていきます。
先週函館では、芝1200mのレースが6レースありました。
以下は、各レースの好走馬の枠順、馬番、人気になります。

<2014年6月14日、15日に行われた函館芝1200mの傾向>
レース 1着馬 2着馬 3着馬 出走数
3歳未勝利 1枠 2番 1番人気 1枠 1番 8番人気 2枠 4番 3番人気 16頭
2歳新馬 1枠 1番 1番人気 4枠 5番 10番人気 5枠 6番 1番人気 13頭
3歳500万下 4枠 7番 9番人気 3枠 6番 8番人気 2枠 3番 1番人気 16頭
UHB杯 3枠 6番 5番人気 3枠 5番 3番人気 7枠 13番 1番人気 16頭
3歳未勝利 2枠 4番 3番人気 4枠 8番 7番人気 1枠 1番 10番人気 16頭
基坂特別 4枠 7番 8番人気 1枠 2番 9番人気 1枠 1番 5番人気 16頭

以上が先週の結果となります。
赤で表示している内枠(1~3枠)が特に良いことが分かります。
1~3枠だけでなく、中枠(4、5、6枠)も良く、
反対に、外の二枠からはほとんど好走馬が出ていません。


この傾向は、毎年の函館スプリントSでの結果でも同じことが言えます。
以下は、過去10年の枠別成績となります。
1枠:3-2-2-9
2枠:2-1-1-12
3枠:3-2-1-13
4枠:0-1-2-15
5枠:0-1-1-17
6枠:0-1-0-18
7枠:3-2-1-14
8枠:0-0-2-18

以上のように、ここでも内枠が優勢という傾向です。

と、直近の傾向、過去の傾向から内枠が優勢となっています。

この傾向から、穴馬も同様に、内に潜んでいるのではないかと考えるのが、
自然な流れではあるんですが、一つ気になることが。
それは、前回の展望で見ていった、6番人気以下で好走した9頭を
調べていた時に気になった部分で、
この好走した9頭中7頭が二桁馬番からの好走となっていました。

これを枠番で見ていくと、2枠1頭、4枠1頭、5枠1頭、6枠1頭、7枠4頭、8枠1頭で、
内枠からはわずか1頭という結果です。
これを先の過去10年に重ねていくと、一見好走馬が少ない中枠や、
好走馬が多い7枠の半数以上が、下位人気で好走した馬たちということになります。

もちろん年によって出走数の関係で外枠がそこまで外ではないということもありますが、
一つの傾向として、内枠が有利だからといって、内に穴馬が潜んでいるというのは、
あまりにもシンプル過ぎるのではないかと。
なので、現時点では、内にも狙いたい馬がいますし、
中、外にも狙いたい穴馬がおり、悩み中というところです。

この回答は明日の芝1200mのレースが5レースありますので、
その傾向を見ていき、最終の予想としていきたいと思います。

最後に、この絶対的有利な傾向にある内枠ではなく、
逆に中、外枠に穴馬が潜んでいるのではないかと考えた上で、
好走があるのではないかと思う穴馬候補を。
それは、H3人気ブログランキングと、H3人気ブログランキング
共に、過去の好走血統にあたるミスプロ系と、父ノーザンダンサー系となります。
今年は特に該当馬が少ないので、傾向が続いて欲しいという部分で好走に期待したいところです。

新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。