NHKマイルCの展望です。

先週行われた同じ舞台のレースから穴馬を探ろうと思いましたが、
当日人気しそうな馬たちに追い風のデータが出てきましたので、
改めて、このレースで、6番人気以下で、
好走した過去の穴馬から血統を探っていきました。

過去10年と、過去5年でも、当然のことながら変化がある印象です。
やはりその時期に合った傾向というのがあるようで、
今回は、近いところから、過去5年を中心に注目した血統を挙げていきます。
まずはやはり外せないサンデーサイレンス
先週のレース結果もそうでしたが、
ここ5年も同様に、サンデーサイレンスの血が重要になっています。
好走馬15頭中14頭は、父または母方にサンデーサイレンスの血を持っていました。
唯一持っていなかったのは、2009年2着のレッドスパーダのみ。
レッドスパーダはサンデーサイレンスではなかったですが、
父タイキシャトルということで、同じ系統になるロベルトの血を持っていました。

サンデーサイレンスの血を持っていないのであれば、
最低でもロベルトの血、その両方がなければ厳しいということですね。


次に、ノーザンテースト
好走馬15頭中7頭がノーザンテーストの血を持っていました。
この7頭には人気馬も含まれますが、
昨年の2、3着馬であるインパルスヒーロー、フラムドグロワールや、
前走1200m組で、且つマイル経験がなく好走した
2009年3着馬グランプリエンゼルといった下位人気馬もここに該当しています。

その他、この5年、6番人気以下で好走した6頭で、気になった血統は、
・ヴァイスリージェント
・テスコボーイ+ニジンスキー


昨年のワンツーはともにヴァイスリージェント系内包馬。
この2頭と、先に挙げたノーザンテースト以外の馬では、
テスコボーイ(プリンスリーギフト)とニジンスキーの内包馬が該当していました。
近年の好走馬では、こういった傾向が見られました。

今年の出走馬で、ヴァイスリージェント内包馬は、
アドマイヤビジン
カラダレジェンド
ショウナンワダチ
ピークトラム

の4頭。

この4頭から、昨年に続いての好走馬続くのか注目ですね。

次に、テスコボーイ×ニジンスキーの内包馬に該当する
下位人気馬は、この1頭のみ→N3人気ブログランキング

脚質的にも戦歴的にもないとは思いますが、
血統的には、かなり好走血統に合致した1頭になりますので、
3着の滑り込みに少しだけ期待したいかなと思います。

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