京都記念のデータ展望です。
まずは出走予定馬を見ていきます。
まずは出走予定馬を見ていきます。
馬名 | 性齢 | 負担 重量 | 騎手 |
---|---|---|---|
アクションスター
| 牡5 | 56.0 | 小牧 |
キズナ
| 牡5 | 57.0 | 武豊 |
スズカデヴィアス
| 牡4 | 55.0 | 藤岡佑 |
トウシンモンステラ
| 牡5 | 56.0 | 武豊 |
ノーステア
| セ7 | 56.0 | 蛯名 |
ハープスター
| 牝4 | 54.0 | 川田 |
ハギノハイブリッド
| 牡4 | 56.0 | 秋山 |
ヒラボクディープ
| 牡5 | 56.0 | 大野 |
マイネルディーン
| 牡6 | 56.0 | 三浦 |
ラブイズブーシェ
| 牡6 | 56.0 | 古川 |
ラブリーデイ
| 牡5 | 56.0 | ベリー |
レッドデイヴィス
| セ7 | 56.0 | 浜中 |
以上、12頭が登録されています。
先週きさらぎ賞を勝利したルージュバックが怪物と取り上げられていましたが、昨年の同じ様に注目が集まったハープスターがここから始動となります。また長期休み明けとなるダービー馬キズナの復帰。人気的にはこの2頭が抜ける形になりそうですね。少し離れて、前走中山金杯を勝利したラブリーデイ、同じ舞台で京都新聞杯勝利馬ハギノハイブリッド、前々走でこの舞台を逃げ切ったスズカデヴィアス、前走日経新春杯は人気を裏切る形となりましたが、それまでは堅実に走ってきているトウシンモンステラと続いていく形になるのではないでしょうか。
さて本日は勝利馬傾向をみていきます。この10年の勝利馬で注目したい点は…
G2以上のレースでの連帯実績
です。
まずは以下を。
2014年:デスペラード(ステイヤーズS1着、阪神大賞典2着)
2013年:トーセンラー(きさらぎ賞1着、セントライト記念2着、菊花賞3着)
2012年:トレイルブレイザー(アルゼンチン共和国杯1着)
2011年:トゥザグローリー(中日新聞杯1着、青葉賞2着、有馬記念3着)
2010年:ブエナビスタ(オークス、桜花賞、阪神JF1着、有馬記念・札幌記念2着)
2009年:アサクサキングス(菊花賞・きさらぎ賞1着、神戸新聞杯2着、天皇賞・春3着)
2008年:アドマイヤオーラ(弥生賞・シンザン記念1着、ダービー3着)
2007年:アドマイヤムーン(札幌記念・弥生賞1着、天皇賞・秋3着)
2006年:シックスセンス(香港ヴァーズ・神戸新聞杯・皐月賞2着、ダービー3着)
2005年:ナリタセンチュリー(京都大賞典1着)
※全ての重賞実績は記載していません
ざっと見た感じではわかりにくいですが、どの勝利馬もG2戦以上のレースで勝利している、またG2戦で勝利がない馬はG2戦で2着、且つG1戦で3着以内の好走歴がありました。ここが1つの線引ラインなのではないかと考えています。
今年の出走予定馬の中で、今回注目した点をあっさりクリアできているのはもちろんG1馬であるハープスターとキズナ。キズナは当日の馬体を見てみたいものですが、普通に走ってくれれば、能力の差もありますし、勝つのはこの2頭のどちらかというのが妥当な見方だと思います。怪我明けを考えればハープスターが軸馬の最有力候補となってしまいますね。ただ、共に差し・追込脚質ですし、京都舞台を考えれば、ギリギリ届かないという可能性も少しだけ視野に入れておきたいなと考えています。
この2頭以外で、今回見ていった注目点をクリアしているのは…
C人気ブログランキング(※ハギノハイブリッドでした。)
C人気ブログランキング(※ヒラボクディープでした。)
の2頭。
共にG2戦の勝利馬となります。一つ気になる点といえば、過去10年の勝利馬でG2勝利しかなかった馬(G1好走歴がなかった馬)は、全馬古馬G2戦の勝利馬となりますので、そういう点からは少し傾向からズレれているのかなという印象。共に前走は休み明けということを考えれば上積みは見込めると思いますので、わずかな期待を持ったハープスターの相手となる軸馬、穴馬候補と考えています。
新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。