天皇賞・秋のデータ展望です。

まずは現時点での登録馬を見ていきます。
馬名性齢負担
重量
騎手
アスカクリチャン
牡758.0勝浦
イスラボニータ
牡356.0蛯名
エピファネイア
牡458.0福永
カレンブラックヒル
牡558.0秋山
サトノノブレス
牡458.0和田
ジェンティルドンナ
牝556.0川田
スピルバーグ
牡558.0北村宏
ダークシャドウ
牡758.0ベリー
ディサイファ
牡558.0四位
デニムアンドルビー
牝456.0浜中
トーセンジョーダン
牡858.0内田博
ヒットザターゲット
牡658.0岩田
フェノーメノ
牡558.0蛯名
フラガラッハ
牡758.0高倉
ペルーサ
牡758.0戸崎圭
マーティンボロ
牡558.0ローウィラ
マイネルラクリマ
牡658.0戸崎圭
マックスドリーム
セ758.0古川
ラブイズブーシェ
牡558.0古川
ロサギガンティア
牡356.0柴田善
※まだ騎手が確定していない馬も含まれます。

以上、20頭が登録しています。

イスラボニータエピファネイアカレンブラックヒルジェンティルドンナトーセンジョーダンフェノーメノと6頭のG1馬に、サトノノブレスダークシャドウデニムアンドルビーペルーサと高齢馬も含まれますがG1でも連帯経験のある実績馬。これらに夏の上がり馬と、なかなか楽しみな面子が揃ってくれるそうですね。


さて本日は、今回の登録馬を軽く見渡していった中で、"入り"として気になった点を2つ挙げたいと思います。

まずはじめに気になったのは、毎日王冠組についてです。
毎日王冠組は、2006年から毎年必ず1頭か2頭は馬券になっており、好走数でも30頭中3分の1にあたる10頭がこの毎日王冠組となります。この天皇賞・秋で一番相性が良いレースということになります。その中でも毎日王冠の連対馬は、好走馬10頭中8頭と大半を占め、この10年の内に4勝と、真っ先に注目するべき部分と考えています。しかし、登録馬を見ての通り、毎日王冠で連帯したエアソミュールとサンレイレーザーの登録がありません。データ的には一番直結する連対馬がいないんですよね。結構頼りにしていた部分があるので、いきなり拍子抜けのような感じがありました。次に着順が良かったのはスピルバーグ(3着馬)とディサイファ(4着馬)なんですが、ディサイファはエプソムCこそ勝っていますがそれでもG3戦。スピルバーグは重賞では連帯経験もなく全て3着止まり。この天皇賞・秋はG1好走歴がある馬が好走しやすい傾向が一つありますので、そういった部分ではちょっと不安が残るかなと。
また、次にくるのが、この天皇賞・秋で連帯経験があるペルーサ(9着)ダークシャドウ(12着)となんですが、前走は敗れていますし、共に7歳と高齢。実績と適性は確かですが、どうなのかなというところなんですよね。私が競馬を始めた頃から毎年、毎日王冠組の連対馬に頼っていた部分があり、それが毎年のように機能していてくれたので、予想もここから組み立てていました。そういったところから今年は“入り”としてかなり悩ましいという印象をまず受けました。


そこで、次に目をつけたのが、前走連対馬です。
過去10年、好走馬30頭中20頭が前走レースでの連対馬となっています。またこの内訳は勝利馬9頭、2着馬4頭、3着馬7頭となっており、勝利馬に関しては10年で9頭とほぼほぼ全馬前走連対馬ということになります。これに加えて、この10年で前走連対馬でない馬が上位3頭を占めたことは一度もありません。毎日王冠組が今年途切れる可能性があったとしても、さすがにこの傾向は今年も信頼できるのではないでしょうか。しかもここに注目した点としては、今年の登録馬の中で、前走連帯している馬はわずか4頭しかいません。となれば、ここから最低1頭、もしくは2頭の好走馬が出てきてくれるのではないでしょうか。


ということで、現時点での軸馬候補は、T1人気ブログランキング
前々からも言っていますが、この馬が大きく敗れるまでは買い続けたいと思っている1頭です。この世代ではトップクラスですし、適性もあるでしょうし、臨戦過程を考えても問題はないと思います。あとはどれだけ通用するかという部分でしょうか。

もう1頭はT1人気ブログランキング
こちらは臨戦態勢が気になるところですが、休み明けの馬たちに比べて、早めから調教をしているという話を聞きましたので、問題はないのかなという印象。実績も適性も十分ですし、かなり堅実なタイプになりますので、注目している1頭となります。

そして最後に、今年は途切れるかもと思いながらも、やはり気になる毎日王冠組。その中ではダークシャドウに注目しています。
先にも挙げたように前走は大きく敗れる形となりましたし、すでに7歳という点から、期待値は薄いかもしれないですが、この天皇賞・秋では2着と4着の実績があります。しかも芝2000mでは3-4-0-2(着外は4、5着)とかなり堅実で、適正は登録馬の中でも上位に位置づけれるのではないでしょうか。この天皇賞・秋を、ジャパンカップを見据えた叩き台として考えている馬もいますので、少しの紛れが出てくれれば出番があるのではないかと期待している現時点での穴馬候補となります。

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